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攻略対象の集い

「集まってくれてありがとう。」

マクシミリアンが王宮の自身の部屋に、ベテアル、ランベルト、イーサンを招いていた。


「きっと、みんなも気づいていると思うのだが、我らの愛しい婚約者たちが懸念していた元凶・ヒロインらしき女学生の出現についてだ。」


「ああ、あの無礼極まりない人ですか。」

ランベルトはメガネをクイッとあげる。


「アステリアには近づくなと言っておいたよ。なんなの?アレ。」


「タリアにわざとぶつかってきたんだぞ!!!八つ裂きにして野良犬たちの餌にしてくれようか!?」


「コホン…手紙でも書いたとおりだが、今回僕たちが集まったのは、問題の生徒、以下毒の対策について話し合いたいと思う。」


「「「了解」」」


4人で話してまとまったこと↓

・毒は4人全員の()()を目指している。

→4人とも深くかかわった者はいないため、達成できない?

・毒は俺たちをゲームのキャラクターとして見ている。

→だが、俺らにはちゃんと自分自身の記憶や感情がある。

・愛しの婚約者はゲームの中では断罪の対象として命を落とす。

→毒に惚れることは無いし彼女たちには家族ともども何も怪しい影はない。



「あれだね。もう徹底的に関わらない。僕たち、地頭はいいから飛び級で卒業できるはずだよね?」

イーサンが問う。


「ああ、可能だろう。」

ランベルトが頷いた。


「じゃあ、僕たちだけでもさっさと卒業してしまおう!!」



「学園長に掛け合ってみる。」


・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー


彼らには、詳しいシナリオというものが全く理解できない。

貴族として育った矜持(きょうじ)が、ヒロインの存在を忌避する。


婚約者の存在があるのにもかかわらず、どこぞの女に現を抜かすことは、平民ならまだしも貴族なのであれば恥ずべき行為であった。


彼女たちが心配していた世界からの強制力。

これは、神の力なのではないだろうか。

そして、ヒロインの存在を、神も見捨ててしまったのではないのだろうか。

いろんなことを考えるが、真相は闇の中だ。




ヒロイン・ミミ、絶体絶命。

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