表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

3/45

燃える心

前世の話で大いに盛り上がった後、私は最も重要なことを問いかけた。


「みんな……推しのこと、諦めないよね?」


その瞬間、全員の表情が勇敢な戦士のように引き締まり──


「あたりまえでしょう!!!」


声を揃えて叫ぶ彼女たちに、私の心は熱くなる。

気持ちは一致団結した。あとは作戦を立てるだけだ。


私たちはそれぞれのルートを細かく思い出し、紙にまとめる。


まず、最優先事項は 婚約者との健全な関係を築くこと 。

幸い、私たちは13歳の体に転生しており、全員が婚約したばかりの状態だったはず。

ならば、悪役令嬢のレッテルを貼られる前に、しっかりとした信頼関係を築いておくべきだ。


こうして、お茶会は大変有意義なものとして幕を閉じた。


帰宅後、家族に「ヘレナ、シビル、タリアの三人と気が合った」と伝え、今後の交友関係を彼女たちだけに絞ることを決意する。


私たちの戦いは、ここから始まるのだ──!

類は友を呼ぶ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ