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次期宰相ルートの悪役令嬢シビルside③

ランベルト様が椅子に腰を下ろすと、私はすぐに話を切り出しました。


「それでは、早速始めましょうか。今日は少し分からない問題があるので、ランベルト様にお聞きしたくて…」


彼は静かに頷き、私を見つめながら、手元の資料を整えました。

「分かる範囲で教えるだけだが、構わないか?」


その一言が、私を緊張させた。普段の彼なら、冷徹で無表情な印象が強いけれど、この時の彼の言葉には、どこか優しさが込められているように感じられた。思わず胸が高鳴った。


「もちろんです。ありがとうございます。」

私は深くお辞儀をして、問題のページをランベルト様に見せました。


「この部分、少し理解が曖昧で…」 そう言いながら、問題に指を指す。


彼は少し考えた後、私の隣に座り直して説明を始めました。

その声は落ち着いていて、難しい内容もスムーズに理解できるように話してくれます。

私は彼の声に耳を澄ましながら、細心の注意を払って聞いていました。


途中で、ランベルト様が私の方を見て、静かに言いました。


「…集中しているな。目が輝いている。」


その言葉に、私は少し照れくさくなり、頬がほんのり赤くなるのを感じました。

気を取り直して、さらに質問を投げかけました。


「でも、まだ少しだけ…ここがわからなくて…」


ランベルト様は、また黙々と答えてくれましたが、その一瞬一瞬が私にとっては特別で、心の中で彼への思いがどんどん深まっていきました。勉強をしている時間だけでなく、その時間を共有しているだけで心が温かくなる感覚に包まれている自分に気づきます…。


私が気を取られているうちに、ランベルト様が手を伸ばして、軽く私の髪を撫でてくれました。

驚きで顔を上げると、彼が少し困ったように言いました。


「勉強に集中しているのは良いことだが、少しは休憩を取れ。無理をしてはいけない。」


その優しさに、私は胸がキュンと締め付けられるのを感じました。

彼の視線、声、そしてその手のひらの温もり。こんなにも近くに感じる瞬間が、心に残っていく。


勉強を通して、少しずつ距離が縮まっている気がして、これからの時間がますます楽しみになったのでした…。

ぽまえら!13歳なんだよな!!?



たまに年齢設定忘れますが、全員今の時点では13歳です!!!

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