表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

2/45

ビンゴ!!!!!!

私がこの世界に転生しているということは──あの時、一緒にいた彼女たちも転生しているかもしれない。


そう考えた私は、王太子ルートの悪役令嬢である公爵令嬢「ヘレナ・ランハート」、次期宰相ルートの悪役令嬢である伯爵令嬢「シビル・アランウェイク」、そして筆頭公爵家ルートの悪役令嬢である伯爵令嬢「タリア・ファヌウス」を呼び、茶会を開くことにした。


侍女を呼び、彼女たちの名前を伝える。


「かしこまりました」


優雅に一礼するその姿は、まさに侍女の中の侍女。完璧すぎて尊敬するレベルだ。


そして数日後──

準備が整い、ついに茶会が開かれた。


私は少しの迷いもなく、核心に触れる質問を投げかける。


「乙女ゲームなるものを、貴女方は知ってらっしゃいますか?」


すると、全員がそれまでの淑女然とした態度を一瞬で崩し──


「日本!?」

「ハピエン!!」

「トラック横転!!!?」


懐かしすぎる単語が次々と飛び出した。


その後、混乱する気持ちを抑えつつ情報を整理した結果……


ビンゴ。


彼女たちは、前世で共に乙女ゲームを楽しんでいた親友たちだったのだ!

運命の神様、たまにはいいことするじゃーん!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ