26話:目の前に広がる光景に
はい。
申し訳ございません。
いろいろとやることが重なり、更新が遅れてしまいました。
短めにしております。
ついでに、エグいのがこれからまじってくるかもです。
でも、最終的には・・・・。
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サノと赤朔が社の外に出ると雑音と共に赤い光景が視界と聴覚を奪った。
それに、サノは耳と瞼をふさぎたい衝動にかられ、それを押しとどめるように一歩後さずった。
赤朔の方は、眉をよせただけで、周りを見渡し状況の把握をし始めていた。
(ダメだ、ダメだ、ダメだ!!しっかりしなくちゃ!!)
自分を奮い立たせるように、サノは自らの手のひらを強く握りしめた。
強く_強く_強く___爪が食い込むほど強く・・・。
ただ、自分の意思を強く持つように、心に刻み込んだ。
「サノさん?あっちの方に行ってみませんか?まだ、だれか生きてるかもしれませんし。」
ぼーっと突っ立っていたサノに、赤朔は広場にある舞台を指さした。
生きている・・・・赤朔は確かにそういった。
でも・・・とサノは思う。
(生きている人を探すなら舞台とは反対側の・・・そうあのノイズが聞こえている方に行けばいいのに。それなのに、どうして・・・・?)
サノは気づかなかった。
戦いになれていない__否、素人であるサノをいきなり敵と合わせるのは危険行為であることにほかならず、また、ほんの少しの赤朔からの優しさでもあることに。
そう、ほんの少しの優しさである。
ザッザッザッ・・・
赤朔の言葉通りに、広場へと足を向けるサノだが、その足取りはおぼつかない。
(しっかりしなくちゃ。生きている人を探すんだ・・・いや、助けるんだ!!コノハを、村を、みんなを!!私にできることを!!)
足元ばかり見ていた、サノは気力を振り絞るように勢いよく顔を上げた。
そして、次の瞬間・・・目の前の光景に顔を上げたことを早くも後悔した。
舞台の上には、|積み上げられたヒトだったモノ《・・・・・・・・・・・・・・》があった。
それを見て、サノは目の前が霞んだような気がした。
否、実際に霞がかかったように、風景がぼやけはじめていた。
それに次いで、体まで震え始めていた。
サノの心身が、この光景を拒否しているのだ。
「ひでぇな。こりゃぁ・・・。」
そんなサノに気付くことなく、赤朔は舞台の上へと登り何かを調べ始めていた。
(さっきまでの思いはどうした!?助けるんだろ!!みんなを・・・コノハを!!赤朔が、平然としているのに・・・なんだ!どうしたんだ!!私はこんなに弱かったか!?)
いつか自分自身に問いを投げかけた問いをもう一度投げかけた。
それは、いつ自身に問うたのだっただろうか。
しかし、どれも答えは出てこない。
「サノさん?顔色悪いっすよ??社に戻りますか??」
いつの間にか、赤朔が目の前に立っていた。
それに、驚いたサノは一歩後ずさった。
そして、その行動に対して苦笑した。
(私は、後ろに進んでばかりだな。赤朔には心配かけるし、さっきまでの勢いは削がれるし、戻るのか社に・・・?)
『戻る』と選んだら、きっと後悔することをサノはわかっていた。
(戻ったところでとりばぁーになんて言う?コノハはどうなる?護子じゃないから、許されるなんてことはない。この道を選んだのは私じゃないか!)
しかし、そんなサノの葛藤をよそに赤朔は、小さく首を振りサノを社に戻そうとした。
そのときの、赤朔の表情をサノは知らない。
唇を噛み、やはりこのときも足元を見ていたのだから。
赤朔はただ、苦しげに眉をよせてサノを見ていたのだった。
それは、まるで『この場を、見てほしくなかった』という後悔をしているかのようであった。
サノの葛藤ですね。
よく、葛藤してますね。頑張って!!サノ!!
そして、赤朔もファイトだ!!