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世界のありかた  作者: 三日坊主
第3章
26/33

23話:終わりと始まり

 ひ、ひひひひひひ久しぶりです。

更新できました。きせーーーき!末長くお待ちくださった読者の皆様アリガトウございます!!感謝永遠に・・・・(キャッチフレーズ?)

では、どぞ。

 

 笛の音が耳に入ってきたとき、何故かとても懐かしい気持ちになった。

 幼いころにこれと似たような笛の音を聴いたような気がするのだ。

 けれど、サノには何故そう思うのか分からなかった。否、思い出せなかったのだ。


 (いったい、いつどこでどんな時に聴いたのだろう?こんな優しい音色を忘れるはずはないのになぁ)


 笛の音は誰かに何かを伝えたいという強くそして優しい音色を響かせていた。

 ふと、いつの間にか瞳を閉じていたらしいと気づいたサノは目を開く。

 そして、驚いたのだ。





 シャラン シャラン____





 扇に付いている鈴の音が笛の音に合わさるかのように、音を奏でていた。それはまるで自分もここにいるという存在感を示しているかのようで。

 その二つの音を聴くととても落ち着くのだが、奏でている2人の人物を見ると複雑な気持ちを抱いてしまうのだ。

 

 (・・・・・・出し物ってコレだったんだな。それにしても、なんであの2人はあんなにも綺麗なんだ?可笑しいだろうそれは・・・。男が綺麗って・・・・いや、可笑しくはないけどさぁ~私は複雑だよ。)

 

 そういうようかのようにサノは眉をひそめ口を無一文にしたが、音と舞には罪がなくそもそもただの嫉妬なので素直に感想を口にする。

 それは、誰かに伝えるわけでもなく呟いた。


 「すごいな。コノハも赤朔も・・・・幼い頃から習っていないとできないだろうに。」

 「まったくもってその通りですじゃぁ~。小葉殿は出が一座ですからのぅ。ああ、一座というもんは歌や踊り、音楽を奏でたりする人々に極楽を与えるものたちじゃ。」

 「おい。」

 「ついでに小葉殿は剣舞もできるそうじゃぞ!!」

 「だから、おいって。」

 「赤朔殿は・・・・・これがまた名家の生まれでしてのぅ。今も待っておる『桜』は幼少の頃より身体に叩き込まれた舞や武芸の一つじゃな。」

 「・・・・・・。」

 「その神聖なる舞は、陰をも退けると言われておりますぞぉ!!」

 「プライベート公開ちゅうだな。」

 「頭にインプットしましたかや??厳密なプロフィールですぞぉぉぉお!」

 「俺はもう何も驚きはしないぞ。そう、何も・・・・。例え、なんでそんなことを知っているのかとかはあえて聞かない。いや、気にしないからな!!」


 さっきまで、舞台のほうにいたはずの天羽がいつの間にかまた、サノの肩に止まっていた。

 この際だから、いつから自分の肩に止まっていたとか、英語の意味分かって使っているのかとか気にしないと決めたサノがいた。

 気にしたら、負けるような気がするのだ。


 (思い込みかもしれないが・・・・・天羽のことだありえる確立が高い。いやいやいや、勝負はしてないんだがな。)


 誰かに言い訳をするかのように頭でぶつぶつと独り言を呟く。

 頭の中になら天羽もなにも言わないと思ったのだ。


 「まだまだ知っておりますぞ!!例えば・・・・・・そう、樹殿のこととかのぅ。」


 (今、何か聴こえたんだが。幻聴だろうか??)


 天羽がさもわっちは独り言を言っているのですじゃ。というように明後日のほうを見て言っていたので危うく聞き逃すところだった。

 いや、もしかしたら聞き逃したほうが良かったのかもしれないとサノは後悔をし始めていた。


 「樹殿はのぅ・・・・。」

 「待てぃ。」


 ガシっと天羽を握る否、掴むサノは握りつぶさんばかりの握力を加える。


 「のぅのぅのぅのぅ・・・・わしゃ、まだ死にとうない。」

 

 いやいやと鳥の姿のまま首を振り、嫌がった。

 

 「変な嫌がり方すんな。のぅのぅってなんだよ。そもそも死にたくないんなら」

 「金を出せと?そりゃぁ~ヤンキーゆうもんじゃぁ。」

 「違う!!なんだよ!ヤンキーって!いんのかよ、この時代に!?」

 「違うのかや?では、きもをかや?!」

 「なんでそうなるんだよ!俺もう、人間じゃねーじゃん!!しかも、最後に言ったやつスルー?!」

 

 サノがげっそりとして天羽を放すと天羽は翼をパタパタと羽ばたかせ首を傾げた。

 なんとも可愛い仕草だろうか。


 (これが、天羽じゃなかったら。)


 何度そう思ったか。

 その思いを知ってか知らずか、いや知らないだろう天羽が言う。


 「佐乃助殿は、せっかくの舞台をみりゃせんのかや?」

 「・・・・・・誰のせいだよ。」

 「ふむ。わっちじゃなかとかやぁ~」


 のほほ~んと答える天羽にサノは睨む。

 しかし、その睨む攻撃も天羽には効かなかった。


 「お前じゃなかったら誰なんだ」

 

 よ。と言う前に村人たちに口を塞がれた。


 「武者どの。」

 「侍殿。」

 「樹殿。」

 「佐乃助殿。」

 「「「お静かに!!最後ですぞ!!」」」

 「むぐぐぐ。」


 口を塞がれているせいで何も言えず、仕方なく舞台のほうへと目と向けた。


 

 


 




 そして、舞台は終わりを告げる。


 誰に伝えるのでもなく ただ誰かがそう感じるからだ。


 そして、始まる物語。


 かの少女がこの地へと降り立った終わりの物語。

やば。


早く、旅にでなければ何もせずに終わっちゃう!!(コラコラ。)


更新、頑張ります。


「カップラーメン」のほうをさっさと終わらせようと言う魂胆がありますが。

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