別れ話(メルトの後サヨナラメルトの前の話)
ーーーーーー女性視点ーーーーーーーー
「今日ちょっと話ある。」
そういって彼に突然呼び出された。
私は何のことだか良く分からなかったけど
「わかった。」
と答えた。
彼の声のトーンからして良い話ではないだろうと思った。
そして電車に乗り彼の家に行った。
「どうしたの?」
私は気づいてない振りをする。
「あのさ、俺と別れてくれないか?」
「え?」
「ごめん、俺もっと遠くに引っ越すんだ。だからサヨナラ。」
私の顔を見て彼が慌てる。
もしかして私泣いてる?
私は頭をかきむしった。
そのときに付けてきた花の髪飾りが取れた。
そして私は勢いよく彼の家を飛び出した。
花の髪飾りを忘れてる事に気づかずに。
帰る途中心の中で
「私まだあなたのこと好きなの。でもあなたがそれを望むなら私は自分の気持ちに嘘を付いて新しい恋を探す。」
そう言った
ーーーーー男性視点ーーーーーーーーー
「今日ちょっと話ある。」
そう言って俺は彼女を呼び出した。
俺は明日引っ越さなければならない。
だからもう彼女には会えない。
俺はまだあいつのことが好きだ。
だからこそ言わなければならない。
「分かった。」
彼女に自分の思いがばれたかと思った。
俺と声のトーンが似てたから。
数十分後彼女が来た。
「どうしたの?」
気づいてないふりなのは十分分かった
「あのさ、俺と別れてくれないか?」
「え?」
「ごめん、俺もっと遠くに引っ越すんだ。だからサヨナラ。」
彼女は泣き崩れた。
俺は慌てた。
彼女は頭をかきむしった。
そのときに付けてきてた花の髪飾りが取れた。
そして彼女は俺のの家を飛び出した。
花の髪飾りを忘れてる事に気づかずに。
「お前の気持ちは分かってるけど分かってるからこそ言わなきゃいけないんだよ。」
俺は家で一人つぶやいた