始まり…
初めて書いた作品です。
本当に初心者ですが、コメント、評価
いただけたら嬉しいです!
私は今、とてもつらい…
あれ?銃ってこんなに重かったっけ?
今日の3時間目の授業は防衛の授業だ。
うぅーやる気が失せるー…
しかも4時間目は分析の授業じゃん!
あー!めんどくさいー!
おっと、ここで説明をしなければならない。
時は2250年、ちょうど100年前に世界各地が
異世界からの侵略をうけた。異世界から来た謎の生命体は人をさらい、殺したりして、世界の人口は150億人から50億人に減ってしまった。そこで、謎の生命体に対抗すべく世界各地に戦闘省というものをつくった。戦闘省は大きく3つに分かれている。戦いをおこない敵を殺すことを優先におこなう戦闘部隊、国民を第一に考え、謎の生命体から国民を守ることを最優先にする防衛部隊、敵の分析や作戦を立てる分析部隊。という3つだ。
戦闘省ができてからは世界は平和になってきているが、油断は禁物だ。
戦闘省の戦闘部隊と防衛部隊は死と隣合わせなので、みんなの憧れだ。
しかし、戦闘省に入るためには相当な頭脳、体力が必要になってくる。年齢は関係なく、
一年に一回ある試験に受かれば、戦闘省に入ることが出来る。毎年一万人以上受ける人はいるが合格するのはせいぜい10人程度だ。
その超高倍率を通るためにここ、
「戦闘省育成学校」がつくられた。
「コラァ!敵の頭を貫かないでどうする!」
「これが本物だったら、殺されてるぞ!」
「うぅ…すみません…」
なにをやってもうまくいかないんだよなー
しかもいちいちうるせーんだよ、あのクソハゲ!髪の毛生えてからいいやがれ!
なんて思ってるのもつかの間、
ダダダン!ダン!
「全て頭に命中とはすごいな!隼人はやっぱりうまいな!この調子で頑張れよ!」
「はいっ!」
「やったよ!春!褒められちゃった!」
「私なんて、めっちゃ怒られてるよ‼︎‼︎」
「私の気持ちにもなれぇぇええええ!」
この落ちこぼれな私、桐島 春と、あのムカつく優等生、青山 隼人は幼なじみだ。
隼人は染めてもないのに茶髪がかかっていて
顔はモデル見たいに整ってる。おまけに運動神経抜群!知能もトップレベル!
たぶん1番早く戦闘省に入るだろう。
そして隼人と対象的なこの私、春。
ギリギリの成績で退学はしのいでいる。
隼人ほどではないが顔だちはいい方だ。
「よしっ!今日はここまで!」
「試験まであと一週間だ!気合いれとけよ」
すっかり忘れてた!戦闘省に入るための試験
一週間後あるじゃん!
隼人は今回の試験で戦闘省入るだろうな。
なんか寂しいな…
「春!」「春!」「大丈夫?ぼーっとしてたけど」
「あ、うん…」「どうかした?」
「このあとヒマ?」
「暇だけど…?」
「じゃー、3時に紅葉公園に来て!」
「え?ちょっと!」
隼人は走って行ってしまった。
え?まさか…告白⁉︎ 返事はどうしよう!
いやいや、まだ告白って決まったわけじゃないし…なんだろう?
ワクワクと期待しながら、3時に紅葉公園に到着した。隼人の奴いっつも待ち合わせに遅刻するんだよなー 早く来ないかな…
10分後…
ゴメンー!という聞き覚えのある声が後ろから聞こえ、
振り返ると隼人がいた。ハァハァと息を切らしながら、入り口にいた。
「遅くなってゴメンね!」
「10分も待ったよー!」
「で、何の用?」
「それは春に伝えたいことがあるんだ」
「実はー」
ビー!ビー!ビー!ビー!ビー!
「ゲートが開きます!ゲートが開きます!
ゲートの近くにいる人は避難してください!
繰り返します!ゲートの近くにいる人は避難してください!」
「春!ヤバイ!逃げよう!」
「え?なんで?」
「ゲートとは、異世界とこの世界をつなぐ役割をしてて、このゲートが開くと異世界からの生命体が出てきてしまうんだよ!」
「っていうことは?」
「俺たちは戦闘省に入ってないから、武器を持っていない!」つまり殺されるんだよ!
「大変じゃん!」逃げなきゃ!そう思った瞬間、ゲートから異世界の生命体が出てきてしまった。
2m近くある生命体がこちらを見ている。
目は小さく、手が異様に大きく、針のようなものを装備している。
「これが…生命体かよ…」
隼人の声が聞こえたが、間違えなく声が震えていた。
二人がたじろいだ瞬間、いきなり口からビームを出してきた。
ビームに当たりそうになったが、さんざん訓練でやらされてきたので、反射的によけられた。これくらいは楽勝!と思っていたのもつかの間、私の方にめがけて、針を飛ばしてきた。ヤバイ!これはかわせない!やられる!と思ったとき、
一つの影が、目にも止まらない速さで私を守った。その影は一瞬で、手に持っているソードで生命体を切り刻んだ。
その影は隼人だった。
「ふー!倒せたー!」
「なんで隼人が戦闘隊員じゃないのに武器をもってるの!?」
「実は奪ってきちゃった…」
「!?」
「おい」と後ろから声が聞こえた。
振り返ると戦闘隊員がこちらを睨みつけていた。
「お前ら、よくも武器を奪ったな!」
「話は戦闘省でしようか…」
あぁ、隼人のバカ!
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