第4話:三人の警察官
そして連れて来られた場所はどこにでもある普通の家
「ここが拠点よ」
「…どう見ても普通の家だけど」
もしかしたら映画でよく見る秘密基地みたいなものなのかもしれない
「さあ入って」
そう言って扉を開く
「…お邪魔します」
かなり警戒して入る
どうやら玄関は普通だが何があるかわからないし何が起きてもおかしくはないような気もする
「さて…お茶でもいれますか…そこで待ってて」
そう言ってどこかに去る
それから30分後
時計の針の音が鳴り響く
遅いな…
そう思った時見知らぬ誰かがドアに隠れながら挨拶をする
「あの…えっと…初めまして…」
「…はぁ」
よくわからないが何か気になる…
彼女はまるで幽霊のような…そんな気もする…
「………」
急に顔を赤くしどこかに立ち去る
「何だったんだ…あの子」
「私の仲間、実力は一流。」
いつの間にか現れる
「どう見ても彼女小学五年生くらいだぞ」
「何を言ってるのよ、同じ年よ。この国じゃ立派な受験生よ」
「……」
信じられないがそうらしい
「どうしてあんなに恥ずかしがってるんだ?」
「色々あるのよ」
「色々って?」
「色々」
何か隠しているようだがあえて聞かないようにしよう…嫌な予感がする
「あと一人いるんだけど…今買い物みたいだから待ちましょうか」
三時間後
「……いつまで待たせる気だよ」
「遅いわね…道に迷ったかしら」
「道に迷うなら…買い物なんか行かせるなよ」
「お待たせしました」
急に後ろから声が聞こえる
「あっ来たみたいね」
「…………」
それはかなりの美少女つい先まで自分は何をしていたかわからない程だった
「こんにちは、タナです」
「……こんにちは」
少し気を抜けば魅了され好きになってしまいそうだがなんとか自我を保つ
「少し街の幽霊さん達にお話しを聞いてたら遅くなってしまって……」
「そう…でもあんまり情報は入らなかったでしょ?」
「はい、私達はこの国の出身ではないからでしょうか…」
「そこで…彼が協力してくれる事になったから」
「はぁ!?待て、聞いてない」
「本人の意志を無視して事をすすめたらダメですよ」
「協力してくれない?」
「と言っても…幽霊達に話しを聞いても無駄だぞ。誰も知らないって言うんだから」
「では…実際に歩いて調べるしかないですね」
「は?危険だぞ、相手は殺人鬼だ。警察に任せるべきって君達警察か…」
「大丈夫よ、私達が守ってあげるから」
普通は逆のような気がするが…
とにかくこの状況からして殺人鬼を探す事になりそうだ
「それじゃあ行きましょう」
外に出かける
「…今日が命日になりそうだな」
まだ明るいはずなのだがなぜかいつもより暗くなっている気がする
「どうしてなのかわからないけど嫌な予感がするな」
「大丈夫大丈夫」
どこからこの自信が出るのかわからないがとにかく三人で探す事になった
「あと一人は?」
「彼女はもしものために救援を呼んでくれる…それと今日は夜ご飯の係」
「……」
聞いた俺が馬鹿だった…
「…誰もいないわね」
街を歩くが人一人いない…殺人が何度も続きまだ捕まっていないから当然なのだろうが…
急に何か嫌な感じが背後からしたと同時に周りの空気が変わったような気もする……これは絶対気のせいではない……
全員同じ瞬間に後ろを振り返ると一人の男の子が立っていた




