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第3話:セイラ・レスティア

私はセイラ・レスティア


イギリスと日本人のハーフで幼い頃から幽霊が見えた…


そして9歳になった時聖母マリア様やキリスト様のために祈りを捧げる毎日をおくっていたがある時事件が起きる


私の体が悪魔に乗っ取られてしまった


そして地獄の日々をおくる毎日…


だがある日一人の警官が来て私の中の悪魔を退散させたのだ。


そして悪魔退治をしたその日


私はその警官スカウトをされた


その理由は私はどうやらテレビや映画や漫画でよく聞くエクソシストとやらの資質があるらしい


私はその警官の誘いに承諾した


それからというもの私の生活は変わった


毎日特殊な訓練を受けたり普通学校では教えない様々な勉強に医療の技術


そして私は努力に努力を重ね三年後に現場で助手として様々活躍した


そしてある日最年少で警察の特殊な捜査官になったのだった


「そして独立した私は今初任務としてこの街で起きている事件を捜査中ってわけ」


「………」


さて…少し状況の説明をしよう。


俺は急に屋上に連れ去られ彼女の身の上話を聞かされる事となったわけだがどうにも展開の速さについていけない


「その…つまりこの街の事件って…」


「幽霊が見える人で特殊な能力を持っている可能性が高いわね…特殊な能力持っているのは厄介なのよね〜なんたって奴等自分は特別だと思ってやがるからタチが悪い。てめーらは知らないだろうけど世界には更にすげー能力持った人間やら宇宙人やらいるっての」


「…で、どーして俺にそんな事を話すんだ?」


考えてみればおかしい、俺は幽霊が見えるがこいつのような特別な訓練は受けていないしそんな世界すら知らない


「あなた…能力に目覚めかけているのよ」


「はあ?能力って探している人物はここにいるとか道具触れたら過去が見えるとか?」


「それはテレビでしょ。あんなのただのインチキよ」


「…で、どんな能力なんだ?」


「まだわからないわ、目覚めるまで。私は能力が使えるけど今の時間帯じゃ無理だし何より能力者との戦闘向きだしね」


「……」


いまいちこの女の言う事は信用ならない


どう考えてもこれ以上関わると危険な感じがするし…第一信じていいのかと思ってしまう


「あと…放課後付き合ってね」


「はぁ?」


この女は唐突に何を言ってるんだ


「付き合ってよ、どうせ暇でしょ?コーヒーくらいはおごるわよ」


警察の仕事をしているのだからお金の問題はなさそうだが…ってそれよりなぜ俺が付き合わなければならないのだ!?


「いいからいいから、異性の同い年で幽霊の見える人に会うのって始めてなのよね〜基本的に女の子達としか話さないし大抵の男は偽物かそれを隠すかして他人のフリして気味悪がってるし」


「俺だってそうした…がはっ!」


急に腹に強力な一撃が…


「さっ教室に戻ろっと」


この女……


学校が終わるとすぐに立ち去ろうとしたが


「来た来た」


彼女は校門で待っていたので逃げられなかった


「……」


いつどこに強力な一撃が来るかわからないので離れて歩く


「そんな離れなくたっていいじゃない。」


こいつは明るいが俺は逆に暗くなるだけだ


「さっ私の家に来て」


いきなりとんでもない事をさらりと言う


「何でだ!?」


「話しがあるからよ。会って欲しい子もいるし」


「会って欲しい子?」


「私の仲間、あと二人いるんだけど今日来るはずよ」


「……」


そういえばこいつはこれでも警官なのだ…仲間くらいいるはずだ…いるはずなのだが……


「俺は必要か?」


「あなたによるわね。」


少し意味深な言葉を言う


どういう事か気になるが俺は彼女の家とやらに向かった


八割方不安だが……

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