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遠浅

ずいぶん前――学生時代に作った詩です。もう6,7年まえにはなるでしょうか


透明な海、骨でさえ宝石になる遠浅

今日も海はゆらゆらと揺れている

今日もあちらこちらに海草や珊瑚の色が

昨日も明日も静かな風が

この空間にはあるのだ

潮の音が聞こえてくる

この弱々しい音が海の音だ

巨大な水塊のたゆたう姿だ

それなのに今、空を爆撃機が行く

赤と黒の大きな機体がわめきちらす鈍重な音と

この海の音とが、どうして調和しよう

どうして、もっときれいに空を飛ばないんだろう

おろかな生き物のようにじゅうたん爆撃をするあれ

どうしてそんなことになってしまうんだろう

それも、結局は戦争だからだ


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