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ありえねぇ夜

 さて、アントワーヌはとある王様に仕えておった。

 国王アンリは、とっても変わった価値観の持ち主で、アントワーヌを助けたクロエに褒美を取らせようとしたのだが、じつは国王自らクロエを気に入ってしまい、アントワーヌから引き離そうとあれこれと悪さをする。

「陛下、陛下。クロエのことを本当に好きなんですねっ」

 アントワーヌの真剣なまなざしに、アンリは何度もうなずいた。

「うぬうぬ。もちろんだぞ。余はクロエ一筋だ」

「ほんとっすか・・・・・・じゃあじゃあ、クロエなんて熨斗つけて差し上げます!」

 この言葉を聴いたクロエは、ちょっとショック。

 でも愛するダーリンがそんなことを言うのだから、よほど王様に逆らえないのねと、クロエはある決意をするため、アンリと夜をすごす覚悟をしたのだった。

「よござんす。いっしょに寝ましょう陛下」

「え、え、え!? マジ!? ねえマジでエーの!? やややったあ」

 アントワーヌは無表情の仮面を装い、その下ではほくそえんでいた。

「しめしめ。これでクロエが消えたら俺は幸せ者だ」

 もとはといえば、あんたが下心を抱いたからいかんのでしょうが、と突っ込みはさておいて。

 しかし、文字通りいっしょに寝た陛下とクロエは、彼女の怪力によって苦しめられた陛下の「ぎょへえ〜!」とか「あひゃひゃひゃひゃ!」などという、非常に愉快な悲鳴を城中響かせ、アントワーヌを喜ばせていた、という――。    


「これでアントワーヌ様の敵はとったわ」


 クロエはぎゅうぎゅうとねじあげたアンリ陛下の首を満足そうに握りながら、鼻をこすった。


 おそるべし、クロエ!!

 しまった・・

 一年も前に書いたやつだから、すっかり内容が違う・・

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