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聖女の国を追放された令嬢は ――奇跡に頼らない国で生き直します

作者:小麦
最新エピソード掲載日:2026/01/20
神至上主義の聖王国では、魔法は神の奇跡であり、癒しの聖魔法を使う聖女こそが国の象徴だった。光属性の貴族令嬢リーゼ・アルトフェルトもまた祝福された存在として育てられるが、彼女の光は癒さない。魔法や術式、魔力循環に残る構造と歪みを読み解く固有魔法《光の解析》――奇跡の裏側を“見えてしまう”力だった。

古代文献や異国の魔法体系を独学で研究したリーゼは、聖魔法が知らぬ間に反動と歪みを蓄積し、このままでは癒しが拒絶へ反転する未来を予測する。王に進言するが、それは祝福を分析し奇跡を仕組みとして語る冒涜と受け取られ、国の秩序を守るため王都から追放されてしまう。

辿り着いたのは、聖女も魔力も乏しい貧しい隣国グラウス侯国。そこには《灰銀の辺境伯》エルヴィオ・グレイヴァルトの名で用意された滞在先があり、理由も告げられぬまま丁重に迎えられる。奇跡のない国では失敗は命取りだ。リーゼの《光の解析》は魔獣討伐や魔法運用の現場で破綻の兆しを見抜き、最小限の犠牲で状況を終わらせる“実務の力”として価値を示していく。

やがて彼女の判断と技術は、魔法を未来まで使える形へ組み直し、貧しい辺境の生活と産業を少しずつ変えていく。しかし同時に、王国が目を背けた危機も確実に近づいていた。灰銀の辺境伯が彼女を迎えた真意とは何か。そして“奇跡が壊れる日”、リーゼはどの国の未来を照らすのか――。
追放令嬢
2026/01/20 00:13
厚遇とひび
2026/01/20 01:38
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