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りんちゃん迷子迷子迷子part2

はお「そういやリンのどこが魅力的なんだよ。」

はおはなぜそんなくるっても推せるのかが謎だった。りんにそこまで魅力を感じる理由が。

なつ「ばっかだねぇ~~。もうマジ顔可愛い。行動最高。一言が可愛い。美しい。超絶美少女。謎理論が可愛すぎるんだって!わかる?あなたなら何百回も聞いてるんじゃない?うらやましい!そしてあの天然さ。もう推さない理由ないでしょ!!!決め顔がやばい命がたんないよぉ!どうしてあなたは生きてるの?」

いきなり長文でりんの魅力を語られてきてはおはもうやめてくれと内心うんざりする。

もっと短く語ってくると思っていたのにまだ続いていた。

だからもうはおは無理やり切ることにした。

はお「わかった。りんの魅力はちゃんと俺にも伝わったよ。」

はお(要するに顔がいいバカってことだな。)

なつ「わかった?短くてごめんね!今度はもっと長く教えてあげるから。いつでも聞いてね?」

もう聞かねーよと言いたくなるはおであった。


テラ「ゴミしか連れない釣り竿が売ってる…」

テラはリンの捜索はスキルに任せながら釣り竿に夢中だった。

ゴミしか連れない釣り竿は犯罪者しか連れない。要するにいらないものが釣れる釣り竿。

テラ「これを使えばリンを釣れるかも。」

ゆい「なんでよ?」

ゆいは、推しが犯罪者呼ばわりされているのが気に食わず質問する。

テラ「だってコンパス壊すし、街浸水させて俺らに弁償させるし犯罪者そのものだろ。」

ゆい「可愛いからいいでしょ。」

テラ「よくわからん。」

りんの黒歴史をテラは言うものの、ゆいは可愛いから犯罪ではありませんとありえないことをいう。


なつ一派は右側を探索する。フードコートや食品店。服屋などを捜索する。

ゆい一派は左側を探索する。こっちは文房具店や本屋さんなど勉強系の物が多い。

テラはりんは絶対に勉強しないからいるはずないなと思いながら創作している。

必死に捜索するも全然見つからない。

なのでしょうがなく入り口に行くことにした。そこでふたつの班はばったりと会った。

はお「りんいたか?まぁいないからここにいるんだろうけど。」

ゆい「いなかったわ。本当にどこ行っちゃったのかしら。」

なつ「可愛すぎて誘拐されちゃったとか?」

ゆい「ありえるかも・・・」

はおとゆい交わした言葉はまだ理解できるも、なつとゆいの会話はよくわからない。

だってりんは強いし。

テラ「アイツそんな弱くないぞ。」

テラさん。ごもっともな言葉ありがとうございます。

そこからずっとりんに関する会話をしていた。する後ろに立っていたのは..................................

???「みんなどこにいたの?」

一同「こっちが聞きたいわぁ!?りんだ!りんだ!え?!」

りんが立っていた。しかもむかつくことにチュロスを口にくわえながら。

はお「ふざっけんなよ。こっちが必死に探してるっていうのにのんきにチュロスを食べやがって。」

それを聞いてりんはきょとんとしていた。そんな姿もかわいいとなつとゆいはカメラと手帳を取り出した。

りん「ごめんね。でも今日ははおの誕生日でしょ?はいチュロス。並ぶの大変だったんだからおいしく食べてよね!あとTシャツ。サイズわかんないから一番でかいのにしちゃった。」

りんが素直に謝ったと思ったら誕生日プレゼントを渡してくれた。

はお「あ…ありがとう。」

確かに誕生日プレゼントはサプライズで渡したいという気持ちが伝わった。

りんは迷子じゃなくて誕生日プレゼントをサプライズしようとしていたのだ。

ゆい&なつ「あぁうらやましい!推しからの誕プレ最高じゃん!よかったね!」

りんのプレゼントを私たちももらいたいと騒ぐ二人。

りん「はい。あなた達にもチュロスをあげる。これも何かの縁だよね。」

りんは女神みたいなほほえみをする。なつとゆいは顔を真っ赤にしてしりもちをついてしまった。

ここで気絶してしまっては推しからのプレゼントを受け取れないと必死にこらえていた。


迷子騒動は幕を閉じた。

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