キャラ紹介(海底ダンジョン編)
キャラ紹介(海底ダンジョン編)
海底ダンジョン編にて出たキャラの紹介です。
主にL級の二人と最後に幕間でちらっと出たレイについての説明をいたします。
ジェニー
WSM(世界探索者管理機構)所属のL級探索者。かつてA級探索者であった時にロイと共にクロウがいる国にダンジョン探索のために来ており、その時C級でありながらB級やA級ダンジョンをたやすく攻略しているクロウと出会っており、興味を持って関わり始めていた。
みらいに会う前のギルマスに保護されたばかりの頃であったクロウは絡んでくるジェニーに対してかなりの塩対応をしていたのだが、それを気にせずジェニーは絡みまくっており、何度かダンジョン探索を一緒にしていたこともある。
その頃からクロウの強さや潜在能力に惚れ込んでおり、何度か勧誘をしているのだが、すげなく断られている。L級になってからも何度かWSMに申告してクロウをL級へと昇格させようとしているのだが、それらも断られている。
WSMとしても実力者であるクロウがL級になってくれるのは喜ばしいのだが、それでも何度も断られているのでそろそろ諦めたほうがいいと考えている。
ジェニーの武器はみらいと同じ魔銃。魔銃には二種類あり、みらいが扱っている魔弾に魔力を籠めて扱うシリンダータイプと、使用者から魔力を吸収し魔弾として放つタイプ。ジェニーが使っているのは後者であるが、その魔銃は特別仕様となっており、安全装置として取り付けられているリミッターがなくなっている。
この魔銃はグリップ部分に特殊加工がされており、握っている人物の魔力を吸収して魔弾として放出することができる。ただ、その放出量は持ち主が制御する物であり、半端な魔力の持ち主が扱うと一発で魔力切れになって倒れてしまう。俺故に自らの魔力量を正確に把握し、魔力放出が制御できる者でないと扱えない。
本来ならば一定以上の魔力を吸収されないようにリミッターが取り付けられているのだが、ジェニーはそれを外し、とてつもない威力を放つことができるようになっている。
ジェニーの扱う魔銃は自らの魔力と直結しているがゆえに、その変質もジェニーの思い通りになっており、属性弾も魔弾の形状も軌道も思いのままであり、隠れていようが遠くにいようが関係なく撃ち抜くことができる。
性格は活発で思い切りがいい。基本的に考えるよりも先に行動するタイプでその性格からよく一緒にいるロイを振り回している。
L級になってからもロイとコンビで動いているが、その実力は十分有しており、S急になった際のテストもしっかりソロでクリアしている。ロイとコンビで動いている理由はそのほうがいろいろと楽だから。
ロイ
ジェニーとコンビを組んで活動しているL級探索者。
ジェニーと同じく、A級探索者の時に世界各国のダンジョンをジェニーと回っており、その時にクロウと出会う。C級探索者でありながらB級やA級ダンジョンを踏破しているクロウに驚きつつも、絡みだしたジェニーに対して呆れつつもクロウに対して興味を持っており、ほどほどに注意をしつつ共に行動をしていた。
その後L級探索者になったのちに、ずっとC級でとどまっていたクロウがS級になったことに興味を抱き、再度会いに行きたかったのだが、L級である以上そう簡単に動けなかったので今回の一件の話が上がるまでおとなしくしていた。相方であるジェニーが何度もL級に誘っているのは知っていたが来るとは思っていないがもし来たら面白そうだからという理由で放置していた。
今回の任務でクロウと再会し、その変わりように驚いていたが、それでも実力はかつて見た時よりもかなり実力が上がっているうえに、感情豊かになっているクロウを見てロイもどこか満足げだった。
ロイが持つ武器は特殊な金属によって作られた物であり、魔力によって自由自在に変形させることができる。基本形態は棘付きの鉄球。持ち手と鉄球は着脱可能となっており、切り離すと持ち手と鉄球を持ち主の魔力でつながった状態になる。その状態では通常の鞭のように鉄球を動かしまわすことも可能だし、魔力に指向性を持たせて自在に動かすこともできる。先端の鉄球部分も形状を変化することができ、剣の状態や槍の状態、場合によっては矢を魔力で構築すれば弓や銃にもできる。基本的にジェニーと共に探索をしているので遠距離攻撃の方は使うことはないのだが。
ジェニーと同じくロイ個人としての実力もL級探索者にふさわしいほどであり、S急になった際も一人できちんと条件をこなしている。
性格は寡黙で実直。突っ走りやすいジェニーを制御する役目も担っているのだが、暴走気味のジェニーを御するよりも被害が軽微な状況に促すほうが楽だということに気づいてから軽い苦言を呈すだけになった。
レイ
異世界からクロウによって召喚された少女。
その世界では魔力が正気となってたまる澱みというものが出現する世界で、それらを放置しておくと土壌が侵食され、動物達も魔物となり、死の土地となってしまう。それらを浄化するために聖女、もしくは聖人と呼ばれる男女がそれらを浄化していく世界だった。
そしてレイも癒しと浄化の力を持っており、平民の産まれであったことも有り、国によって召し上げられて澱みの浄化をさせられていた。
しかし、この澱みの浄化。浄化方法がひどく、澱みの魔力を自らの体内へと吸収し、浄化させ綺麗になった魔力を外部へと放出することでできるのだが、その際に体内に澱みの元であるいわば穢れが残ってしまう。
その穢れを外部に排出することができればいいのだが、それをするとその部分の魔力が汚染され、再度澱みになってしまうのでそれを放出することは許されていない。それを受け入れる場所があればいいのだが、そう言った物もなく、聖女や聖人は常に使い捨てにされている。
レイもそのうちの一人で死にかけているところをたまたまクロウの召喚魔法に呼ばれて召喚され、クロウによって治療されることで一命をとりとめた。
その後クロウの口利きで浄化と治癒ができるということからギルドの方で医療班に振り分けられ、住む場所もギルドの職員寮を使えるようになり、来たばかりでお金もないからとある程度生活を保てるだけど金銭を渡し、衣食住が整った状態で職を得られた。
当初このまま死ぬだけだと思っていたのに助けられ、しかも想像以上の好待遇を受けて戸惑っていたのだが、与えられた仕事をしっかりとこなしているうちにその戸惑いもなくなっていった。
当初はかつての国のように使い捨てられるのかと思っていたのだが、きちんと体内にたまる穢れを排出して吸収することができる魔道具をクロウ主体で作り上げたことでレイの体内に穢れが溜まるようなことはなく、体調も万全な状態で過ごすことができていた。
勤めている医療班に関しても、配信を見ていた職員からレイがこちらに来た経緯を聞いていたからか、過保護になっている人物が多々おり、見た目がかわいらしく、一生懸命仕事に取り組む姿勢から『医務室の天使』という二つ名で探索者、医療班ともども愛されている。
本人はその温情に感激し、更に頑張ろうとしているのだが、その思いのままにやらせるとかなり無茶をしそうなので、職員たちが強制的に休ませたりもしている。
医務室にてレイを巡って探索者たちが喧嘩をし、それを医療班の人が怒鳴って納めるというのがギルドの新たな日常の一ページとなっている。




