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S級探索者は推し活のために探索する  作者: 黒井隼人


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幕間:S級探索者の推し達は異世界転移させられる


ダダン!ダン!


魔銃特有の銃声が響き、放たれた魔弾が魔物を撃ちぬく。撃ちぬかれた魔物は倒れ、そのまま素材と魔石を残して消滅した。

それを確認してから周囲を警戒しつつもみらいはふぅと息を一つ吐く。


「おつかれー、ここも問題なさそうだね」

「まだ緊張はするけどね」


前衛として戦っていたシェルフとリルが戻ってくる。


『それでもだいぶ安定して戦えるようにはなったよね』

『だねー、これならもう一つ上のランク行っても大丈夫そうかな?』


今いるダンジョンはE級ダンジョン。

N級騒乱後、ダンジョンが解放されたのでみらい達は自分たちのランクであるF級ダンジョンにて探索をしていたのだが、想定以上に楽に攻略ができてしまっていた。

まあ、原因としてはC級探索者相当のシェルフとS級魔物相当のフェンリルの子であるリル、そしてC級魔物相当である同じくフェンリルの子であるエメルと実力が上がっているみらい。明らかにF級ダンジョンでは過剰戦力で戦闘に慣れるための戦いすらできないレベルだった。

みらいが戦闘に慣れるためにも一つ上のランクのダンジョンにて探索するようにしたが、それでもやはり過剰戦力がゆえに今はリルとシェルフ、エメルとみらいでそれぞれで戦うようにしていた。


『まあ、ダンジョンのランクからして過剰戦力だからな…』

『このメンツならC級ダンジョンでも大丈夫なんじゃないか?』

『そうかもしれないが慢心すると死ぬのがダンジョンなもんでな…』

『クロウさんがそれ言ってもあまり説得力が…』

『なんでや!真っ当なこと言ってるだろ!!』


N級騒動が解決したことでリスナーへと戻ったクロウ。時々解説などをしているのだが、やはり以前大暴れしていた件もあるせいか、慎重な発言には説得力が欠けてしまっているようだ。


「まあ、この戦力なら前の一件みたいなイレギュラーが起きない限りはそうそうピンチになる事はないとは思うけどねー」

「ですね」

『とはいえダンジョンには転移トラップとかもある。総合戦力が過剰でも、そう言ったトラップで分断された際、一人で耐えれない状況になるのは危険だからな』

「ま、そうだね。とはいえここでもみらいさんは安定して戦えるし、次は一つ上のダンジョンに行って厳しそうなら戻って経験を積むっていうのでもありかもね」

「そうだね。そこらへんはこのダンジョンを攻略した後で話し合おっか」


そう結論付け、ダンジョン攻略のために進もうとした瞬間、みらい達の足元に突如として魔法陣が展開された。


「え?」

「っ!?みらいさん!!」


不意に現れた魔法陣に驚き、動けないみらいの腕をシェルフが掴んだ瞬間、その魔法陣に乗っていたみらいとシェルフ、エメル、リルの四人は姿を消した。


『………は?』

『え、みらいちゃん達どこ行ったの?』

『消える直前に魔法陣見えたし、もしかして転移トラップ?!』

『まじで!?クロウさんの言ってたことがフラグになったのか!?』


唐突にドローンを残して消えたみらい達。その光景にコメント欄が加速した。その直後に黒のローブに仮面をつけた人物…クロウがフェンリルであり育ての母親であるマーサと共に姿を現した。


『クロウさん!?みらいちゃんは?』

「………こりゃ転移トラップじゃないな。むしろもっと面倒な物だ」

『面倒な物?』

『転移トラップじゃないってことは人為的な物ってことか?』

「ああ。リスナーならこういえば伝わるかな?」


そう言って魔力の残滓から魔法陣を再度構築しなおして、先ほどの魔法陣を構築しなおす。


「異世界転移…別世界から呼び出すための一方通行の魔法陣だ」



突然の魔法陣の展開。その魔法陣が発動したのか、激しい光が視界を覆い、目を開けることもできなかった。しかし、その光も徐々に落ち着いていき、ようやく目を開けれそうなくらいになった時…


「成功だ!!」


目を開けるよりも先にそんな声が聞こえてきた。

そして目を開けるとそこは広い円形の石造りの部屋の中だった。


「え…どこ…?ここ…」


戸惑いつつ周囲を見回す。とりあえずすぐそばにみらいの腕をつかんでいるシェルフがおり、足元にエメルとシェルフの隣にリルもいる。現時点ではぐれている人はいないようでほっと胸をなでおろした。

しかし、そんなシェルフ達は一点を睨みつけるように見ていた。その方向へと視線を向けると、そこにいたのは豪華な服を着た金髪の青年と魔法使いなのか、ローブを着たお爺さん。そして騎士なのか、鎧を着ている複数人の人達がいた。

シェルフはみらいをかばうように右腕を伸ばしており、左手で剣の柄を握っている。リルとエメルも突然召喚されたことに警戒してか牙をむいて唸っている。


「いきなりこのようなところに連れてこられ警戒するのもわかる。だが、どうか話を聞いてくれないだろうか聖女殿」

「聖女…?」

「そう。我らが願いに応え、来てくれた聖女よ。どうか我等の話を聞き、その願いに応えてもらいたい」


そう言って金髪の青年はじっとみらいを見据える。


「えっと…」


状況がわからず、どうしたものかとシェルフを見る。


「………話ならここで聞く。それでもいいのなら」

「…このような武骨な場所ではなく、きちんとした場所で聖女殿とそのお供に落ち着いてほしいのだが…」

「ここ以外に移動するというのなら話をするつもりはないよ」


青年の言葉に警戒心全開のシェルフが答える。

ここに転移された時、みらい達は配信していた。そこには多くのリスナーと共にクロウもいた。それだけでじゃなくクロウはこの間のN級騒乱のように万が一の時に即座に手を貸せるようにどこかで隠れているだろう。シェルフだけでなくリルもその気配を察知することはできないが、それでもいるだろうという確信はしていた。

そんな彼がこんな転移をした際に何もしないとは思えない。どれくらい時間がかかるかまではさすがにわからないが、それでもここ以外に移動することで発見までの時間が延びるのはいただけない。

召喚されたこの場所にいることがクロウと早期に合流する手助けになると判断した。

そしてその考えはシェルフだけでなく、みらい達も考えている事だった。


「…わかった。それならばここでお話ししよう。この国…いや、この世界が抱えている問題について」


そう言って青年が語った問題。それはこの世界…というか人類が魔族と称される存在に侵略を受けているということだった。

前線では度重なる戦闘で被害が増していき、それによって魔族の侵略もどんどん進んでいる。あまりにも被害が増えてきているので切り札として古より伝わってきていた聖女召喚の儀を行ったとのこと。


「聖女召喚の儀…」

「正確には聖女だけというわけではありません。男性でしたら勇者、女性でしたら聖女というだけであり、それぞれこの世界を救うに足る力を有している者を呼び出してくれるという物でして」

「ふぅん…」


胡乱げな視線をシェルフが青年へと向ける。


「それをなんで私達みたいな部外者が助けないといけないの?」

「え?」

「だって、魔族に関してもその戦争に関しても『この世界』の問題であって別世界の住人である私達には関係ないよね?本来君達だけで解決する物じゃないの?」

「それは…」

「確かにあなたのおっしゃる通りですが、こちらも被害が甚大でして…」

「本当に?」

「え?」

「私達、それなりに戦えるからわかるけど…そこの人」


そう言って青年の少し後方にいる壮年の騎士へと視線を向ける。


「かなり強いよね。なんでここにいるの?」

「…私の仕事は陛下たちを護る事ですので」

「つまり他の人達はどうでもいいんだ」


そう言って挑発的に笑うシェルフに対し、壮年の騎士は視線が鋭くなる。

その結果挑発的な笑みを浮かべるシェルフと睨みつけてくる壮年の騎士の間でわずかに火花が散らされ、険悪的な雰囲気ができ始める。

そんな時、突如としてみらい達の足元にある魔法陣が再度輝きだした。


「な!?魔法陣が!何事か!!」

「わ…わかりません!突如として魔法陣が起動を!」


突然輝きだした魔法陣に青年たちは慌てだすが、みらい達は落ち着いていた。


「ああ、やっと来たんだね」


ぼそりとリルがつぶやいた瞬間、魔法陣が強い輝きを放つと共に、中心に一人の黒づくめの人物…クロウが配信用のドローンを抱えて姿を現していた。


「お、いたいた。迎えに来たぞー」


軽い調子で姿を現したクロウがみらい達を見て片手を上げて声をかける。


『おー!本当にいたー!』

『ってか本当に異世界に転移したのか?』

『姿消したみらいちゃん達いるし、そうなんじゃね?』

『それならなんで配信つながってるの…?』

『そこらへんはたぶんクロウさんがちょちょいっと…』

『あの人の万能っぷりはなんなの…?』

『まあ、そこらへんは今更なので…』


配信がつながっているようでリスナー達もみらい達の無事を喜びつつ、配信が繋がっている事に困惑していた。


「うし、シェルフ、説明」

「はいはい」


とりあえず状況を確認するためにシェルフに説明を促す。シェルフも先ほど金髪の青年から聞いた話をそのままクロウへと伝えた。


「ふむ、なるほどね…」

『いやぁ、聞けば聞くほどド定番のお話だなぁ…』

『だねぇ…よくあるお話というかなんというか…』

『設定としては書きやすいんよねぇ…』

『まあ、こっちは現実なんだけどね』

「それで、マスターどうするん?」

「せやねー…帰るか」

「え、いいの?」


あっさりと答えるクロウにみらいが戸惑う。


「うん、だって本当の事を言わずにみらいちゃん達を利用しようとする奴らなんて助ける必要ないだろ」


そう言って鋭い視線を青年達へと向ける。


「本当の事?」

「さっきの魔族とかの話が嘘ってこと?」

「そんな!私達は別に嘘なんて…!」

「全部が嘘ってわけじゃないよ」


青年が弁明を始める前にクロウが答える。


「軽く探ってみたけど確かに遠くの方でここの人達とは違う種族の魔力を感じる。明確に見えるわけじゃないからわからんが、魔族といわれる種族はいるんだろう」

「そうです!その魔族に侵略されているので私達は…」

「侵略してるのこっちだろ?」

「え…」


青年の言葉にかぶせるように問いかけると途端に言葉に詰まる。


「どういうことなの?」

「んー…ここから探ってるから正確なところはわからんが、それでもいいか?」


クロウの言葉にみらい達が頷く。


「確かにここからだいぶ離れた場所に魔族と争っている場所がある。でも、その先の魔力の質が少しこっちと違うんだ」

「違うってどんな風に?」

「んー…色って言うのか…濃度って言うのか…ちょっと言葉にしづらい。だがわかるのは魔族と呼ばれる存在との親和性が高いってことだ。おそらくそこが魔族がもともと暮らしていた領土なんだろう」

『あれか、動物達の生息地的な感じか』

「そそ。俺達人間はあまりそう言うのないが、ダンジョンの魔物であっても魔素が濃い場所が土地的に親和性が高いとかあるんだけど、それと同じ感じ。で、魔族のほうはその中にいるんだけど、そこにこっち側の人達が侵略している感じだな」

「へー…」


クロウの言葉を聞いてシェルフが目を細めて青年達のほうを見る。


「で…でたらめだ!そんな話あるわけがない!!」


シェルフの鋭い視線に耐え切れないのか、青年が声を荒げる。


「そもそも君は何者だ!いきなり現れて…しかも黒のローブに仮面をつけているなんて不審者でしかないじゃないか!!」

『それはそう』

『見慣れているけどその通りなんよなぁ』

『これにはクロウさんも反論できず』

「この人は私のマスターであなたたちが聖女と呼んでる彼女の後援者だよ」

「は?後援者?」

「ま、そんなところだな。さて…わざわざ説得する必要もないし、このまま何もせずに帰っても問題なんだが…かといってこれでまた別の聖女なりが呼び出されるのも困るから…解析して使えなくしておくか」


軽い調子で魔法陣を解析していく。


「ほうほう…地脈を利用して別世界へサーチかけて親和性の高い魔力を持つ人物を引き込む感じか。はー、これ結構古い物らしいけどよう考えるねー」


ぶつぶつといいながらクロウは魔法陣を解析していく。


「待て!貴様何をする気だ!」

「何って、あんたらの欲に巻き込まれて召喚される奴がこれ以上増えないようにこの魔法陣を使えないようにするんだよ」

「なっ!?そんな事させてなる物か!こいつを止めろ!!」


青年が声を荒げて指示を飛ばし、その指示に従って騎士たちが全員剣を抜いた瞬間。


「『跪け』!」


ビシリッと空間を震わせ、クロウの言葉が響き渡る。

するとその言葉に従わされるように青年達全員が即座に跪いた。


『orz』

『orz』

『orz』

『orz』

『orz』

『いや、お前らも跪くのかよww』

「う…ぐぅ…マスター…!」

「…あ、やべ。ごめんみらいちゃん、シェルフ、姉さん、エメル」

「もう、いきなり何するのよ…」


苦しそうに同じく跪いているみらい達四人に対して腕を振るうと即座にその強制力が解除されたのか、立ち上がる。


「ごめん。ちょっとイラついててつい…」

「ついって…何したの?」

「あー…声紋魔術を…ね」

『声紋魔術?』

『知ってる人―』

『聞いたことないな』

「声紋魔術ってなんなの?」


一息ついたみらいが問いかけてくる。その問いかけに魔法陣を解析しつつ答え始めた。


「声紋魔術って言うのは声に魔力を籠めることで、その言葉を聞いた人物を強制的に従わせる魔術だな」

『へーそんな魔術あるんや』

『でも、今まで使わなかったよね?なんで?』

「この声紋魔術、すっっっっっっごく使いにくくてなぁ…」

『めっちゃ溜めたなww』

『そこまでなのか』

「何がそんなに使いにくいの?」

「まず声を聴いた相手に効果があらわれるから対象の選定ができない。そして魔力によって従わせるわけだからそれなりに魔力差がないと効果がない。とどめに長い命令には使えないからさっきみたいに跪かせたりとか止まれとか短い命令しかできないんだ」

「つまり強い相手には効果がなく、複雑な命令も出せず、敵味方関係なしに効果があらわれる。と?」

「そういうこと」

『なにそれつかえない』

『そりゃクロウさんも使わんわ』

『クロウさんなら普通に魔法陣でちょちょいだろうからな…』

『でも、なんで今は使ったの?』

「みらいちゃん連れ去られてイラついてたらつい…」

『「つい」で魔術発動せんでもろて』

『むしろ「つい」で発動できる程度の物なのか…』

「言葉に魔力籠めるだけだから魔力操作に慣れてれば結構簡単なんよ。使い道はあんまだけどな……よし、解析完了っと」


話ながらも解析を終えたクロウがいまだに跪いている青年達へと向き直る。


「さて…とりあえず俺達は帰るから、あんたらは他の奴らを巻き込まずに自力で頑張りな」


魔族領への侵攻だとかそこらへんの事を咎める気もなければ関わる気もない。所詮は別世界の問題。そこの問題はその住人たちが解決するべきであって、別世界のクロウ達が関わるべき問題ではない。


「…貴様は…なぜ我々の邪魔をする…!」

「理由は二つ。一つはアンタらの問題に俺達が無関係な事。もう一つは…」


パチンと指を鳴らすとみらい達の足元に魔法陣が展開され、それと同時に設置されている召喚用の魔法陣にヒビが入る。


「俺の推しを利用しようとしたからだ」


その言葉を最後にクロウ達は姿を消し、同時に召喚用の魔法陣が崩壊した。



「ほい、帰還っと」


転移を終え、先ほどまでいたダンジョンに着地する。


『おかえりー』

『あれ?別世界からの転移なのに慣性無いんだね』

「ああ、あの魔法陣もそうだったけどアンカー…いわば着地点だな。それが固定されているならそこに全部慣性吸わせることでなくすことができるみたいなんだ」

『え、それってアンカーがあればどこからでも転移できるってこと?』

「いや、入り口と出口を固定するって感じだからどこからでもってわけじゃないんだ。いわばダンジョンの出入り口と同じ感じだな」

『ほえー』

「さて、それじゃあ問題も片付いたし俺は引っ込む。みらいちゃん達もこの後油断せずにしっかりね」

「うん、ありがとうクロウさん」


軽く手をあげて挨拶を済ませると、みらいも笑顔で手を軽く振ってくれる。それに見送られてクロウは即座に姿を消した。


『そしてこちらに現れる( ˘ω˘ )』

『おかえり』

『お疲れトラブル解決役』

『N級といい今回といいなぜこうも問題が起きるのか(´・ω・`)』

「みらいさん、そう言うトラブルの星の元に生まれたのかねー」

「あんまりうれしくないなぁ…」

「取れ高っていうの?それには事欠かないんじゃない?」


苦笑を浮かべるみらいにリルが励ますように答えた。


『俺の胃がやられるのでほどほどでお願いします(´・ω・`)』

『役目でしょ、諦めて』

『ちくせう(´・ω・`)』


異世界転移というトラブルもありつつ、しかしそれが尾を引くこともなくみらい達は楽しそうに、それでも気を引き締めてダンジョン探索を再開するのであった。




幕間として書いたものですが、実はこのお話は短編として書こうとした物をこちらに当てはめた物です。

コンセプトとしては『聖女召喚したらもっとやべぇ奴がついてきた』という物でして、言葉の通り、聖女召喚として呼び出した女性には異世界転移なんて簡単にできるほどの魔術に長けた者が傍におり、その異世界転移を追って女性を取り戻しに来て大暴れするという短編だったんですが…。

どうあがいてもこれクロウとみらいにしかならなくて、それならいっそのことこっちの幕間として書いちゃえ。となりました。大きな章の話にはなりませんがこういったトラブル的なのはちらほら起きていますので…。

ちなみに似たような話がちらほら思いついているので、章の間あたりの幕間として書いていこうかなーと思っています。

少しでも楽しめたのならば幸いです。



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