第一話
初投稿です。
小説を書くのは初めてなので暖かい目で見守って頂けると幸いです。
春 それは始まりの季節。
少年は夢見る。新たな始まりを。
少女は決意する。日常の終わりを。
少年は走っていた。
走りながら少年は思う
「マズイマズイマズイ!!!」
「いくら何でも入学初日に遅刻は不味い!!」
「何で今日が入学式だって教えてくれなかったんだよじっちゃん!!!!」
───────
俺は翔。今日から中学一年生だ。まぁ、入学初日に遅刻したが…。
先生らしき人が困った様子で入学式の会場へ連れて行ってくれた。会場では、当たり前だが同じ制服の人が沢山居た。けれどそれがもう自分は小学生ではないのだという気持ちにさせた。
俺は先生に指示された列の席へと座る。やはり入学初日に遅刻というのは不味かったようだ。少々の視線が自分に集まっているのを感じる。が、それも開会の挨拶によって無くなった。式自体には間に合ったようだ。心の中で少しホッとしつつ入学式に臨んだ。
無事式が終了し各自家族と写真撮影などを行っていた。家族と過ごす時間があるのは少し羨ましいなと思いながら翔は一人でただ見ていた。
「これって帰っていいやつか?」
「駄目だ。」
「え?」
急に声をかけてきたのは担任の先生だ。割と強面の。
俺は唐突に現れた先生に困惑しつつ問う。
「えっと…なんでですか?じっちゃん来れないんで写真撮影の時間退屈です。あっ!帰ってる人いるじゃないですか!」
「私とて入学初日に指導なんてしたくないが、遅刻の件で主任がうるさいんでな。形だけでも謝罪してこい。始めの印象は大事だからな。主任は職員室にいる。」
「わかりました。それ終わったら帰っていいですよね?」
「あぁ」
と要件を伝えたら担任はすぐにどこかへ行った。
思ったより怖い人では無く少し安心した。
職員室についたら主任がすでに待ち構えており、教室の横にある個室で小一時間くらい説教されてしまった。
説教が終わり、やっと帰れる!と思いながら翔は廊下を歩いていた。
「中学校の教室ってこんな感じなんだな」
など色々な教室を見て居ると、ある教室に人影を見つけた。
そこには翔が出会ってきた中で一番綺麗な少女が佇んでいた。
第一話を読んでくださりありがとうございます。
不定期更新になると思いますが、よろしくお願い致します。




