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9P PS2 冥王の力

グダグダになってきたような( ̄▽ ̄;)

目が覚めると知らない天井だった。

取り敢えず森に放置はされなかったようだ。

それにしても最期に見た()()()は何だったのか・・・


「やっと起きたのかい?まったく・・・アタシャの弟子を泣かせるんじゃないよ?」


誰だコノ婆さん?


「アンタいま・・・」


おかしいなぁ

婆さんの後ろに魔獣が見え隠れして・・・


「ご主人様っ!!」


助かったぁ〜

婆さんの顔が鬼に見えた所でマナが部屋に入ってきた。


「俺はあれからどうなったんだ?」


マナは伏せ目がちになって


「それがですね・・・・・・」


***********************


「礼を言う。お前らのおかげで俺は目覚めた。」


ご主人様の魔力が・・・

勇者の資格を得た者が発するモノとは思えない・・・


「キキちゃん!アラレちゃん!」


ご主人様が倒れた途端、私は2人を呼びながら駆け寄った。

ご主人様は黒い炎の様な魔力を放出していた。


「なんだ!?纏ってる魔力がヤバ過ぎて・・・キキ!」


「分かってるっ!頼んだよ〜宝石達!

マジック・ドレイン!」


キキちゃんの輝石魔法で、ご主人様の溢れ出した魔力が少しは落ち着いた。

後は私が・・・


「彼の者の魔力を鎮めよ・・・マジック・キュアー。」


ご主人様に手をかざして、魔力の安定を促す魔法を使ったけど・・・


「何なの・・・この魔力・・・コッチが飲まれそう・・・」


私の魔法から魔力だけが吸われた様な気がした時、


「ガァァァァァァァァァ!!!」


ご主人様が突然叫んで、私達は吹き飛ばされた。

またアノ黒い魔力は危険すぎる!


「ご主人様は私が助ける!!」


叫んで自分に発破をかけたが、震える膝が私の弱さを物語っていた。


「ちょいと下がってな素人3人!」


私の横を誰かが走り抜け、ご主人様が包まれている黒い魔力に飛び込んで行った。


「し・・・ししょ〜!!ダメです!あの魔力は師匠でも・・・」


キキちゃんの声は、ご主人様の咆哮に消され私達は見守る事しか出来なかった。


************************


「流石のアタシャでも、あの魔力は骨が折れたねぇ。」


つまる所、この婆さんが俺を助けてくれたのか。


「礼を言う。ただ・・・悪いんだか、アンタは・・・?」


俺は気になっていた事を本人に聞いた。

そりゃもう勇気を出した。

向こうは俺の事を知ってる風な口ぶりだったし。


「自己紹介がまだだったかい?アタシャ、キキの師匠。賢者ティナさ。」


ティナ?

こんな半分魔獣な体で?


「アンタねぇ!失礼な事考えるんじゃないよ!!

アタシャ目の前のヤツの心が読めるんだよ!!」


おっとぉ?

と、言う事は・・・


「食われるな・・・俺。」


「口に出してんじゃないよ!」


あぁ〜

なんか眠気が・・・

来世からは

人間と魔獣の区別を・・・

次話も来月です┏●

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