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2P 魔王の本音

あけましておめでとうございます┏●


不定期ですが、今年も


よろしくお願い致します┏●

ん??

目の前に魔王?

状況がいまいち掴めて無い中、魔王はこちらに近付いて来た。


『虚をつかれ声も出ないか?

良樹。貴様には色々と言いたい事があったのだよ・・・』


豪華な赤い玉座が魔王の後ろに現れ、ドカッと座ると右手を前に出し、


『我が座ったのだ・・・貴様も座らんかぁ!』


魔王が人差し指で地面を指すと良樹の体が、まるでタコになったように崩れ落ちた。


『それで良い・・・で、だ。

良樹・・・いや、ハデス。

貴様・・・・・・・・・ちと怠けすぎでは無いか?』


「え・・・ん・・・は??」


『ふむ・・・怠けすぎで耳まで惚けたか・・・

コレを見ろ。』


魔王がそう言うと、良樹の目の前にモニターらしき物が出現した。


*********************


『本日のクエストです!さぁ!張り切って、どうぞ!』


「あっ、今日もカジノで。」


『おぉ!ハデス殿ではないか。そろそろ頼んでいた仕事を・・・』


「また今度なぁ〜。」


映し出されたのは、良樹ハデスのエターナルクエストでの日常だった。

このゲームは基本NPCからのクエストをクリアしながら、魔王城へ目指すのだが、良樹はカジノへ行き、その後は・・・


「今日は案外出たなぁ・・・そろそろ溜まってきたし・・・」


バッチリと夜の街へ消える姿も映っていた。


*********************


『コレが貴様の日々で間違い無いな?

貴様の行いのせいで我は・・・我は部下達に愚弄されていりゅのじゃっ!!』


顔を赤くしながら叫んだ魔王は、怒りのあまり最後で噛んでしまう程だった。


「えっと・・・俺と魔王さんがバカにされるのに、どんな関係が・・・?」


『この期に及んで貴様は・・・我の名が貴様と同じだからであろうっ!!』


そう。

エターナルクエスト第1章(このゲームでは、魔王撃破後、第2章〜と進んで行きます。)の魔王の名は()()()

AIがNPCにも組み込まれ、最初の街に出てくるモンスターから魔王まで、全てに()()がある。


『日々の自堕落な生活が魔王城まで知れ渡り、同じ名前の我を愚弄するまでに上った・・・

我の顔を見た部下達は、恐れることなく『カジノでスった魔王様だ〜(笑)』『娼館好きの変態魔王だ〜(笑)』『サボり魔王(笑)が来たぞ〜!』

などと言う始末・・・

貴様に我の怒りが理解出来るかぁ!!??』


(AI入ってる最新鋭ゲームって触れ込みだったけど・・・ここまでリアルな感じってやべぇ・・・)


「いや〜その・・・なんと言いますか・・・

ドンマイ!名前被り乙!ww」


『貴様ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!』


魔王が叫びながら立ち上がり、良樹の方へ両手を向けた。


『少しでも詫びる気持ちがあればと思ったが、もう良い!!

塵も残さず消し去ってくれる!!!』


魔王の両手が瞬く間に赤く染っていく。


『あの世で後悔するが良い!!』


赤く染まった両手に閃光が走り、良樹にプレッシャーをかける。


消失の(バニッシュメント・)咆哮(ブレス)!!!』


魔王のHPが3割を切ると発動される、初見殺しの最強技が良樹に襲いかかり、容易くその身を消し去った。


『はぁはぁはぁ・・・・・・コレで忌々しい()()()()()()()・・・』


************************


「なんつーイベントだよ・・・ったく。

いつものカジノ近くの宿屋じゃ無くて、初期の所かよ・・・」


良樹が目を覚ますと、チュートリアルで1度だけ使用した宿屋だった。

そして良樹の傍らには・・・


「おかえり!ご飯にする?お風呂にする?それとも・・・クエスト?」


「え・・・何で・・・お前らが・・・」


良樹が眠るベッドの周りには、かつて別れたハズのNPCのパーティメンバーが居た。

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