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airport keepers   作者: Naruko
3/5

いろんな意味で忙しい10分

新キャラ登場です!

蒲田さんも新たな一目を見せます笑

(更新遅くなってしまってすいません…。)

今は10時25分

小夏先輩と着々と仕事をこなしている。

自分で言うのもなんだが同期の中では仕事をできる方だと思っている。

この仕事は特に集中力と精神力が必要である。

しょうもないミス一つで大事故が起こりうるからだ。

仕事を始めてまだ1時間とちょっと。

15時まで仕事はあるので結構きつい

もうすでに集中力が切れかけている。


「あ〜。眠い!」

「佐々木先輩…。それは言わないでくださいよ!」

「そうだよ!私も結構きついんだよ!」

あ、小夏先輩もきつかったんだ笑

俺より先に始めてるし…さすが先輩。俺はもう限界です…

「10分ほど休憩してきてもいいですか?」

「あ〜私もいいですか〜?」

「おっけー早めに帰って来いよー」

ここの部長山内さんに許可をもらう、

「んじゃいこーか、楓くん!」

「は〜い」

先輩とともに休憩室へ向かう

一回下まで降りなければならない。

正直めんどくさい。

休憩室上につけてもいいんじゃないですか?


なんだかんだで休憩室に到着

時間にして約2分

割と早かった。


休憩室に入ると蒲田さんがいた。

何回会うんですか、蒲田さん。

遅刻しかけた原因の蒲田さん!

蒲田さんは誰かと話をしているのが途切れ途切れ聞こえる言葉でわかった。

「・・・だから!・・・に決まってるだろ!」

「・・・絶対・・・だから!」

女の人と喧嘩をしているらしい。

よーく見ると女の人は峰咲さんだと気づいた。

峰咲さんは特進TSの一期生で、蒲田さんと同期。

高校も同じだったらしく、その頃からしょうもないことで喧嘩していたらしい。

聞いた話でよれば、あの二人は昔付き合ってたとかどーとか…

今も付き合ってるのかは誰も知らない。

「ど…どーしよう!?」

小夏先輩が慌てて言う。

そんなに慌てることもないと思いますよ。小夏先輩。

だって…

「カレーパンに決まってるだろ!」

「絶対メロンパンだから!」

好きなパンの話だから。

「小夏先輩。パンの話です。」

「え…!?」

「だから大丈夫ですよ。」

「びっくりしたぁ…」

「あの二人いっつもしょうもないことで喧嘩してますよ」

「そーなの!?」

先輩…俺より一年早くきてるでしょ…

「知らなかったんですか?」

「うん…」

え。まじかよ。

先輩は天然なのである。

「はぁ…心配して損した…」

心配していた先輩は優しいのかどーなのか…

「まぁならいいや!」

笑顔で先輩が言う。

可愛い。

やっぱり可愛い。


小夏先輩は学校で人気者だ。

噂によれば3日に1回告白されるらしい。

でも全て断っている。

なんで全部ことわちゃうんだろう?

誰もその理由を知らない。

もちろん俺も。


ふと時計を見ると休憩時間が終わろうとしている。

今日は蒲田さんと会うとろくなことがない。


「…戻りますか。」

「そーだね!」

テンションたけー

まぁ落ち着く時間だしもうちょっと頑張るか!

先輩といると不思議と頑張れる気がする

なんでだろう。


今日のシフトは15時まで

先輩も15時まで


残り4時間25分。


こんなしょうもない話ができるのも今のうちだったことを僕たちはまだ知らなかったのだった。

感想&リクエストどしどし送ってください!

リクエストは基本どこかで採用します笑


次回をお楽しみに!

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