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airport keepers   作者: Naruko
2/5

基本出社は10分前

第2話です!

今回は初の女性キャラの登場です!

「おはようございます!」

「おはよー!」

ほんと良い職場だ

この挨拶から1日が始まる。

とりあえずダッシュで自分のロッカーへと走る。

基本10分前出社の僕だが、今日は蒲田さんの一件がありギリギリの3分前。

研修開始以来 無遅刻、無欠勤を更新中なんだから絶対に遅刻するわけにはいかない。

それとみなさんに「調子乗り始めた」と思われたくないから。

一応この職場は制服がないのだが、半年の研修期間はスーツが基本。

スーツが今のところ僕の制服となっている。

時計を見るとなんとびっくり1分前…

今までで一番やばい。

とりあえず走る!(遅刻はマジで嫌だし)

ロッカールームを出ると管制塔を半周。それかららせん階段でもう半周。

らせん階段を上がるとコントロールルームのドアがある。

このドアはカードキーで開く。

ドアを開けると目の前はコントロールルーム。

なのにカードが上着のポケットに引っかかって取れない

時計を見ると8時59分35秒

全く取れないので体ごと背伸びしてカードキーを当てる。

ドアが開くとコントロールルームに前向きで倒れた…

はずかし。

「楓くん!?大丈夫?」

誰か女の人が駆けつけてくれた。

「…大丈夫です…」

「なにがあったの!!??」

「カードが引っかかってとれなくて…」

「それで思いっきりヘットスライディングか…」

「楓くんって意外とおっちょこちょい?笑」

「…まぁはい…」

恥ずかし。

「へぇー!意外笑」

「とりあえずつかまって!」

先輩はてを差し出してくれた。

「ありがとうございます」

顔を見るとその顔は海音先輩だったことに気づく

「海音せ…小夏先輩だったんですか」

「気づかなかったの!?」

「全く…」

「えぇー!気づいてると思ってたのに!!」

「へへへ笑」

彼女は、海音小夏先輩

去年霞ヶ崎から管制官になった天才。

結構仲も良く、「楓くん」と呼ばれている。

先輩は「小夏って呼んで!」と言ってるのだがいまだになれない。

今日は気付かれなくて良かった笑

「あ!時間間に合ってますか?」

「ギリギリセーフ!55秒だったよ!」

あっぶなー!!!

でも記録更新!

「今日は仕事多いんだからさっさと終わらせるよ!楓くん!」

「はい!小夏先輩!」

今の時間は9時3分

3分遅れの仕事スタートだ…!

読んでいただきありがとうございます!

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