ぷろろーぐ
子供の頃、世界はもっと単純だと思っていた。
勝負では負けることなく、自分にできないことはない、全ては可能だと。
愚かな子供が思ったことがある。それは…
本当にこれでよかったのかな?間違いではなかったのかな?
わずかに光が照らす小さな個室、少年はたった1人で誰かを見据えて考える。
しょせんゲームなど大人にしてはくだらない、子供の遊びにすぎない。
どれだけ強者をイメージして戦っていたのならとしても、 大人になれば自然とゲームから遠ざかる。
では何故?
それどこではないから?
世界はゲームみたいに簡単で単純ではないからか?
理由は人それぞれにあるが、大人になればゲームは遠ざかっていく。
子供はそんなことはまだ考えたこともない。
ゲームスタート。
ゲームの舞台は地球、学校生活へ
そのマップに投げ出された我々に待つのは膨大な選択肢。
無限の可能性、その言葉には決して嘘ではないのかもしれない。だか思ったようにいかないのがこの社会である。
資金不足、スタートちてんが全員ばらばらそのような要素が自由なゲームを台無しにしている。
努力しすぎると、皆からフェアではないと言われ、他人がもっていないものをもっとそれもまたフェアではないと言われる。
このゲームに本当に自由など本当にこれであるのだろうか?