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解析詩「追憶と約束の断片」

著作である「追憶と約束の断片」の元ネタ解体と再構築したものです。

これは、誰かによって紡がれた詩――


[追憶と約束の断片]

それは、三つからなる

地平線の幻想を

模されたもの


追憶とは

過去に紡がれた詩

そして

新たに紡がれた詩


それは喪失の幻想

零の記憶に流れる水面

その模倣


構成に使われた

地平線の幻想

それは

楽園を望み堕ちる幻想


奈落は追憶に

楽園は約束に


組み換えられたもの

断片すらも

その幻想の模倣である


約束の物語に使われたのは

生と死を観測する

双子の人形がみた

物語という幻想


愛する妻の死と

我が子への憎しみ

その懺悔のために

彫刻家が遺した物語


降り続ける痛みの雨

焼き続ける病の焔

心身を侵されながらも

一つの歌を紡いだ

少年と少女の物語


二つの物語が絡み

約束の物語は紡がれた


それが[追憶と約束の断片]である


地平線を奏で歌う幻想は

いつまでも続いていく――

《終》

サンホラオマージュだらけですみません


サンホラ中毒者と言われたら、肯定しかできませんね

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