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あとがき

『転生者物語(仮題)』これにて終了です。

 まずは最後まで読んでくださった事に感謝いたします。


 当初は10話完結を目標にしていましたが、結局13話(12話と13話は演出上分けたので実質1話分ですが)となり少し伸びてしまいました。

 その割に読み返してみると内容が薄い薄い……。文章も、作中で半ばメタ的に突っ込ませていますが、色々描写を書くのが下手ですね。一応、1話から11話までは意図的にやっている部分はありますが、12話と13話をご覧になれば拙さは分かるかと思われます。



 今回書きたかったテーマは「転生」に関して。

 人気のジャンルである「転生」物を読んでいて思っていた疑問なのですが、前世の自分と今世の自分ってそんなに簡単に同一視出来るものなのだろうかという事。

 前世でダメな人間が今世でいきなり出来る人間になる。ただの一般人が優れた領主やあるいは冒険者になる。同じ人間が生まれ直したとしてそんなに変われるものなのだろうか。出来たとしたらそれは別人なんじゃないだろうか。

 その辺りをエリックの問題として作中では書かせていただきました。


 もう一人。アンジェリカの方で書きたかったのは、「転生者が前世知識で評価された時、素直に喜べるのか」という点。これは作中で書いた通り、実行する事・させる事が評価に値すると考えてああいう話になりました。


 どっちも実際に書いてみると、話の展開が速すぎたなと反省しています。一応ところどころ伏線は張っていましたが、基本1話程度の中で「突然悩み発覚→解決」でしたので、もう少し悩んでいるところを書ければ良かったと思っています。


 上記の私が感じた2つ事柄ですが、私が読んでいない中でもっと深く掘り下げてある作品もあるのかもしれません。ご存じの方いらしたらぜひ教えてください。


 他にも、「TSって結局「性同一性障害」と同じことにならね?」というよくある疑問から発展した話も考えていたのですが、作中の流れ的に無理でしたのでアンジェリカにはその辺りの葛藤はすっぱり切り捨てていただきました。内面男のままエリックへの想いに苦しむ→開き直って告白→「家柄的に無理だろ常考」→悲観して自殺、とかやろうとしたんですがね。自殺だけ残ったけど。

 今作でも、初めアンジェリカは本当に自殺でいちおうその話も書きましたが結局ハッピーエンドに変えました。バッドエンドも嫌いじゃないですがね。



 さて、エリックとアンジェリカのお話は、色々ネタは思いつきますが、ウケない話をずるずる書くのもあれなのでこれで終わりです。

 まだここで書き足りない説明したりない事もありますが、作中外で設定だけ語るような真似は控えておきます。


 さて、次に書きたいネタも出来ていますので、その内投稿すると思います。

 再び拙い文書でお目汚しになるかと思いますが、もし見かけられたら暇つぶしにでも読んでみてください。


 最後に、改めて読まれた方に感謝を。お気に入りに入れてくださった方には、更に感謝を。

それでは!


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