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高杉裕

高杉裕の家系は父と母、裕の核家族だ。父は土建屋をしており、いつも帰宅は夜中に帰ってくる。夕飯はいつも一人で作る。母親は高杉が中学生の頃に脳炎を患い、記憶喪失となっている。今は施設に入って生活しているが、そのせいか普段はなかなか会わない。つい3年前まであった幸せな時間は、母の病気とともに薄れていった。父とはろくに口も利かず、食事の時に漫才の話をするくらいだ。それでも、高杉の父は裕に世話をかけぬよう毎日働いている。

高杉家の唯一の楽しみはボウリングに行くことだ。1か月に1度、父の趣味であるボウリングに裕は付き合っている。その時間だけが唯一の楽しみで、ほかの時間は勉強に充てていた。このまま父に面倒をかけるのも嫌で、奨学金でいい大学に入ることを目指している。実際のところ、大学で勉強したいのかもわからない。だけど、いい大学を出て良い会社に入ることがステータスである。その価値観が裕を縛っていた。

小さい頃から野球一筋で、部活動も野球部に入った。小学生の頃はそんなに上手く無かった送球も、中学2年生になったころにはだんだんと上達した。しかし、母親が倒れた頃を境にパタッと野球を辞めてしまった。今は帰宅部でどの部活動にも所属していない。


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