新たな予感…
「ところでメディさん。この陣営をもう少し家に寄せることって出来ましゅか?」
「…?それはどういう」
うん、僕の為を思ってわざわざ少し離れた所に夜営を組んでくれてたんですよね?
ありがたいんですけど…ありがたいんですけどね
「マンドレイク達の魔力の供給源が家の土なので、近場にいなくては結界を維持出来ないんしゅよ…」
ほんとはご神木達とあまり離したくないというのが本音なんだけど、ご神木の事は今はまだ言える状態じゃないのでとりあえず誤魔化すしかない。
「わかりました、ワイバーンの厩舎をナナ様の家に接続すれば、違和感なく接続できたかと…
目の前で後は任せとけ!と言わんばかりに散っていくマンドレイク達。
「…かっこよ」
中身は極めて脳筋っぽいけど…
じゃあ…結界は解決したし、家に戻りますか?
ーナナ様、ワイバーンデ少シ気ニナル個体ガイルノデスガー
ん?どう言う事?
ードウモ魔力ノ波長ガ微弱ナ状態で・・・様子ガオカシイデスー
リフィそれは…命の危険があるってこと?
ーハッキリト相手ガ特定サレナケレバ詳シクはワカリマセンガ・・・極メテ危険ナ状態デハナイカトー
うーむ…様子見に行った方がいいよねぇ…
「メディさん…体調の悪いワイバーンとかいるでしゅか?あ、今回の戦闘で傷ついたとかではなくてでしゅね…」
リフィさんの気になるはやばいのできっちり処理しようと思う




