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事件が大事件へ発展中

魔力の塊がマンドレイクサイズに縮みはした…でも明らかにやばい代物な気配が漂ってる


「…これって大丈夫なんでしゅかね?」

「いや…ナナ様が作ったんじゃないでしゅか」


これは僕の魔力だけど僕が作ったっていうか…リフィがやったっていうか…

今の全力の自分の魔力が込められてる…


ーデハ入レマスー


「お願いします爆散はなしで…お願いします爆散はなしで…」


ひたすら誰にかはわからないけど祈る。

魔力玉が魔法陣に吸い込まれていくのって、すごいファンタジー映像で感動する。

水瓶の時はもっと魔法陣が発光とかするのかと期待値が大きかったのに意外と普通だったのに比べて、半透明の光った玉が浮いてるだけでもファンタジーなのにそれが人参…もといマンドレイクに吸い込まれる姿はすごかった。


改めて自分が今いる世界はファンタジーなんだと実感する


「何も起きませんように…」

「何も起きなかったら困るでしゅよ?」


…レン君に最もなツッコミをされ、返す言葉がなかった


残りのマンドレイク達と一緒に5体を固唾を飲んで見守る。


ドガーーーーン!!!


「え!?」


一瞬マンドレイクが爆散したのかと思ったわ!!

でも5体のマンドレイク達は微動だにしてない…


「え?何が…」

ージャイアントムカデガ今ノナナ様ノ魔力ヲ感ジ取ッテ錯乱シタヨウデスネー


あかんやーーーつ!!


「え?じゃあ竜騎士達と?」

ー交戦状態ニ突入シタヨウデスー

「何の為の結界だったんでしゅかぁぁぁぁ!!」


しかもマンドレイクに魔力ごっそり渡しちゃったから今僕すっからかんよ!!


「と、とにかく様子を見にいくでしゅ!!…レン君、マンドレイク達をお願いしましゅ!」

「わかったでしゅ!!」



何でこんな事にぃぃぃぃ



玄関側の庭に向かって走りながら、若干目に涙が浮かぶのであった。

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