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魔力は大きくも小さくもなります!

…その後もレン君による魔物の血解説は終わらず、若干自分の頬がこけたんじゃないかなって思うぐらいでようやく満足しましたっていう笑顔を頂きました。


小動物の笑顔って…すっごい癒されるよね…。


「まだまだ話したいことはあるんでしゅが…ナナ様急いでらっしゃるのでは?」

「あぁっ!!!」


すっかり忘れてたよ竜騎士団!

いや…決してレン君の話に途中で召されそうになってたわけじゃないからね!


「後は5体のマンドレイクに僕の魔力を入れればいいんでしゅね」

「はい。結界は力のバランスがとれている方がより強力でしゅので、出来れば均等に魔力を充填してくだしゃい」


…また難しい事言う。


ーナナ様、今回ノバランスハ少シ複雑デスノデ私ガ振リ分ケマショウー

え?リフィさんがやってくれるの?

ーハイ、5体一気ニ充填シマスノデ並バセテ下サイー


「レン君、リフィがやってくれるみたいなんで、マンドレイク達を並べてもらえましゅか?」

「はい!了解でっしゅ」


いやぁ、自分でやって爆散させたらどうしようかと思ってたからリフィにやって貰えるんだったらありがたいわぁ


魔法陣を背中に付与されたマンドレイク達がこちらに背を向けて5体並ぶ。


で、何したらいいんだろう?

ーナナ様、手ヲマンドレイクニ翳シ、静止シテオイテ下サイー


「了解でしゅ!」


ーデハイキマスー


マンドレイクに向けて翳した手に全ての魔力塊から一気に魔力が一気に放出される

手から放たれるボール状となった魔力はどんどん大きくなっていくが一向に止まる気配を見せない


「ぐっ!」


待って!待って!リフィさん!!

魔力塊すっからかんになってるよ!!

もう確実に1Mは超えたボールになっちゃってますけど!?


ねぇ!見てよ!

5体のマンドレイク達は後ろ向いてるからわかんないだろうけど、残りの10体はガタガタ震えだしてるんだけど!?


「え?こんなの入れたら爆散するんじゃ…」

ー大丈夫デスー


僕の体が魔力の出涸らしになったところで、一つだったボールが5つに分かれ、ビーチボールぐらいの大きさになる

いや…明らかに入れる魔力のデカさにマンドレイクのサイズがあってないんだが!?

マンドレイクは人参サイズなんですけど?


ー見テテ下サイー


5つの魔力がそれぞれのマンドレイクの側にフヨフヨと移動したと思ったら、急にその場で回転を始めた。

だんだんと速度を早め、ギュインギュインと高速で回るようになったところで、風圧なのかなんなのか魔力のボールのサイズがどんどん小さくなっていく。


「え?これ…爆散しませんよね?」

ー………ー



返事がないだと!?

これで爆散でもしようもんなら他のマンドレイク達からの視線が痛くなる事間違いないんですけど!?


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