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開けるな...パンドラ

レン君がやってくれたのは魔法陣の書き込みまでで魔力の充填は自分が担当する事になった。

単純に魔力量が多い方がより強固な結界になるというメリットらしいけど…最近魔力を覚醒したばかりなのに、すさまじい速度で魔力が増加してる…人間やめましたが比例してそうで怖い。


「はい。できたでしゅよ」

「これは...すごいでしゅね」


爪の一部を魔法でペン先のように変化させ、魔物の血をインクに魔法陣を描いているのだが、これがまた素晴らしい出来で辞典と寸分狂いないく描かれている。

マンドレイクのサイズは大根よりかなり小さく、自分じゃ絶対無理だったと思う。


「魔物の血なんてよく持ってたでしゅね...」

「この魔物の血がポイントなんでしゅよ!これは防御力に優れたデスタートルの血を基本に、キラートレントの樹液で適度な粘りと濃淡を調整してるんでしゅ」


あ...これは...


「今回はマンドレイクに付与する結界の魔法陣なのでキラートレントを使いましたが、対象物によって配合の成分と分量は微妙にかわるんでしゅよね〜。まぁそれが面白いんでしゅが...」


この感じは...


「マンドレイクに使うんで、この前のマンドレイクの体液を使えばいいと思うじゃないですか!違うんでしゅよ!!マンドレイクの体液じゃ...」


うん...レン君の話が止まらない

これはあれだ...マニアにその分野の話を振ってはいけない...




パンドラの匣は興味本位で開けてはいけません

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