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初陣じゃーー! その1

右手に火かき棒、左手に鍋の蓋。

ないよりマシ程度のちっぽけな装備だけど、素っ裸よりは全然マシ


おかげでさっきはすごく怖かった扉が幾分恐怖が薄らいだ気がする


ギィー


ゆっくり開けた扉の向こうには、やっぱり焼け野原が見えるけど…直視したら扉をまた閉めたくなるので視線は柵の内側に向ける


「…よかった」


柵の内側は記憶通り柵の入り口までの石の小道

左側にはよく家族で遊んだ芝生のスペースがあって、右側はちょっとした畑になってる。

畑の作物を収穫できるか確認しなくちゃいけないけど、それより水の確保のが重要だ


玄関から見てぱっと見、表にはなさそうだから家の裏手にまわらなきゃいけない。

家の中から裏手に出れればいいんだけど、勝手口的な物はなかったはず


…ビビんな自分


もう一度しっかり火かき棒を握り直して玄関扉から一歩足を踏み出してみた。

特に何か起こるわけでもなくすんなりと進んでいける…ただどうしても視界の端に柵の向こう側が見えてしまう


…うちは爆心地か何かでしょうか?


見事にうちを取り囲んで焼け野原が広がる光景にそう思いたくなる


なのに一切傷ついてない柵とか…


「…この家ほんと何?」


疑問は次々と浮かんでくるけど、そんな事より視界が釘付けになるモノを見つけた!


「い、井戸でしゅ!!!」


み、ミッションクリアーーー!!


家から少しだけ出ました(笑)


リハビリ作品となっています。

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