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ありがたいなぁ

目の前にパンやらお菓子、生で食べれる野菜や果物が山盛りで置かれている


山盛りの食材の向こうには朱果達赤スライムもとい、精霊達。


「こんなにたくさん…」

『食べる 食べる』


飢え死にしそうだったこの一週間を思うと涙が溢れてくる


「ありがとう…」

『食べ物 嬉しい』

「でもこれ日持ちしないんじゃ?って…時間の魔法があるんでしゅか?」

ー肯定。時間ノ経過ガ止メラレタ部屋ガアリ、ソコニ痛ム食材ナドガ保管サレテイマス。魔力消費ノ多イ魔法ナノデ、ソンナニ広クハアリマセンー


いやいやそんな倉庫があるだけすごいよ…この家


「じゃあ、持ってきてくれた一部だけ貰って、後はまた保管しといてくれましゅか?」

『わかった なおす』


側にあった手提げカゴに山盛りの食材から一週間分を選びだす


「パンと…野菜、果物も嬉しいなぁ」


お菓子はラナが目覚めた時に一緒に食べるようにおいておこう


「これだけで大丈夫でしゅ」

『わかったー』


管理精霊達は残った食材を元の場所に戻すべくスルスルと動き出した

朱果はそれには参加せず側にそのまま居てる


「じゃあ部屋に戻るでしゅね」

『朱果 ついてく』

「え?あの子達はいいの?」

『大丈夫 つながってる』


つまり代表で朱果がついてくるって事なのかな?

ー肯定。他ノ管理精霊達ハ引キ続キ、ココノ管理ヲシテクレルヨウデスー


うぅ…管理精霊が優しすぎて泣ける


「こまめに来ましゅね!」

『みんな 朱果 娯楽 気にしない』

ー管理精霊達ハ情報共有ヲ行ッテイルノデ、朱果カラ送ラレテクル情報ガ娯楽ニナルソウデスー


前世のテレビでいうロケ的な感じなのかな?



「じゃあまた来るでしゅね!!!」



管理精霊達の返事が聞こえたような気がした

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