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魔王様がいく

亀達は不穏な空気を察したのか…池周りに一匹もいなかった…

帰ってきたばかりの子亀とマーチンJrだけが日向ぼっこを楽しんでいる…


…どうみても池の拡張はこいつらが犯人だな。


「Jr……戻ってくるまでに…ここに連れてきててね」


にっこり笑って言うと、マーチンJrがあらぬスピードで池に飛び込んでいった。

水しぶきに子亀が喜んでいる。



移動できる奴は後だ……木は移動できまい…


マンドラゴラの畑を通る際には帰宅を命じたマンドラゴラが土の中にきちんと戻っており、ありえないぐらい綺麗に配置されている。


こいつらにも一言


「今後、勝手に温泉にいかないように…」


地上に出ている葉っぱがありえないぐらい揺れている…肯定ととっていいのだろう。



さて…ラスボスだ


その場所についたとたん…神木の葉っぱが一斉に落ちだした。


「?!」

ーストレスフルミタイデスヨー


ストレスで胃が壊れそうなのはこっちだよっ!!!

心なしか枝もしょげてきて…今にも枯れそうだ。


「待て待て待て!!!怒ってないから経過だけきちんと報告して!!」


怒ってないというワードに反応したのか、枝は元に戻り、何なら新芽が出てそうな勢いである。


「神木シスターズ、説明して」


後ろをついてきていたご神木シスターズが僕の目の前に整列すると、落ちた葉っぱの上にまた土下座した。


『『やらかしましたーーーー!!』』


…自覚はあったらしい…

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