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支払いはカードで!!

会計は別の個室で行われた。

特別なお客様に開放される部屋らしく、調度品など価値がすごそうな物で部屋が構成されてる。

そんな部屋に山盛りの商品……


ピッという音と共に何かしらが会計された音。

元の世界のスマホ決済のように、カードを魔法陣の上にかざすと決済されるシステムらしい…

…さっきの素材の買い取り金額最終知らないんだけど……会計足りたんだよね?


「お買い上げありがとうございます!」


かなりご機嫌な様子の売り場のスタッフ。

…星空のシステム……まぁまぁな値段したからな……そりゃご機嫌にもなるだろう


「ナナ君、これはナナ君とラナちゃんにお土産ね!」


うん…あきらかにお土産が多いです。

どうみても部屋が埋まりそうな量ですけど?


「えっと……これの支払いは……」

「私からの贈り物だから気にしないで!」


メリンダの向こう側にさらに笑みを深めるスタッフの顔が見える…


「ははは……」


ここで断ったら……スタッフの表情はどうなるんだろうか?なんて事を考えながら……断れる雰囲気じゃないです。

メリンダがスタッフに指示を出して、部屋の中には僕とメリンダだけになる。


「魔導鞄で持って帰るんでしょ?…その魔導鞄は他の人に見られるのはあんまりよくないから、このおもちゃはいったんロックスウェル家に持って帰るから」

「よろしくおねがいしましゅ」


僕の魔力を全力で注ぎこんだ魔導鞄は余裕でこの部屋のすべての物を収納できるけど……それは色々と不味いらしい……


「他のフロアも見ていく?」


かなり購買意欲はこのおもちゃ売り場で満たされたのでどうしようか悩んでいたら、朱果からの通信があった。


【主!ラナ様が目覚める】


「えぇ!!」


買い物などしてる場合ではない…いますぐ帰らないと!!


「メリンダしゃん!!ラナが目が覚めるみたいでしゅ!!帰りましゅ!!」

「大変!急いで帰りましょう!!」


僕らはバタバタとロックスウェル商会を後にしたのだった。

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