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チュートリアルはどこですか? その2

そびえ立つ扉…


大丈夫…扉を開けてもまだ柵の中。

危険度は0じゃないけど限りなく0に近いはず


「ふぅぅぅ…」


ドアノブに預ける額に、ここを開けたら実は全部夢で両親がおはようって声をかけてくれるんじゃないかなんて湧き上がってくる期待にんなわけねぇだろと冷静に切り返す自分



「…ん?」


...いや、自分5歳児


現状にギャン泣きしててもおかしくない...いやむしろそっちが正しいよね?

これ...35歳に意識を乗っ取られてね?


「…やや、でも35歳の知識なかったらこんな一週間も過ごせなかったしね」


なんだか沼になりそうなので…35歳を別人格として考えるのはひとまずやめとこう

何より今は生存第一


「行くでしゅ…よ」


ぎぃぃぃという音と一緒に部屋に差し込む朝日が普段より強く感じたのは冒険のオープニングなのかなんなのか…


朝日の眩しさでぎゅっと閉じていた目を恐る恐る開いて…そこに広がるのは狭くはない柵までの家の敷地と、その柵の向こう側に広がる鬱蒼とした森


「……ん?」


広がる森……のはずなのに、自分の視界に入る映像と記憶がマッチしてくれない


「あれれ?…なんでこんなに見晴しいいのかな?」


もちろん自分一人の問いかけに答えてくれる人はおらず…

ただ柵の向こうの世界が森ではなくなっていて、すべて焼け野原というとんでもない惨状の中、この家だけが無傷というわけのわからない状況


「いやいやいや…」




…バタン



…とりあえず扉閉めてもいいよね?

リハビリ作品です。

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