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爆弾処理班!出動します!!

鼻息の荒くなったメリンダを何とか宥めて先にギルド内へ戻らせることに成功。

これだけで若干達成感があるのは何故なのか…


さて、余計な時間がかかってしまったのでさっさとこの2個の爆発物を処理しちゃおう…


「これって…このポイゴント液をぶっかけるだけでいいのかな?」

ーソレヲ実行スレバコノ場所ハクレータートナリマスネー


いや…それって爆発しちゃってるやん…


ー爆発系ノ魔法陣ヲ解除スル場合ハ、マズ全テヲ連動サセル回路ヲ消シマス。ソレサエ消セレバ発火シテモ魔法陣ガ燃エルグライデ、火薬マデ引火シマセンー

「…この細かい魔法陣のその連動させる回路ってのを見つけないとダメだってこと?」

ー爆発魔法陣ノ基本ハ火属性デスガ、連動回路部分ダケハ水属性二ナッテイマス。ナノデ水属性ノナナ様デアレバ見分ケレマス。目二自分ノ魔力デ膜ヲ作ッテ下サイー

「目に膜……」


目に膜といえば…コンタクト的な物を作ればいいのかな?

角膜部分に薄く膜を張るように自分の魔力を込める


「へぇ…水魔力が可視化出来るのか…」


目に膜を張った状態であたりを見渡すと明らかに水路が先ほどまでとは違った感じで見えた。発光などのエフェクトがかったものではなく、まるで絵具でべた塗りしたような感じだ。


その状態で爆発物の魔法陣を見ると明らかに同じように絵具でべた塗された部分が見える。


「これでしゅね…」

ーサスガデスネ。デハソノ部分二ポイゴント液ヲ流シテ下サイー

「了解」


リフィに言われたとおり、ポイゴント液を少しずつ絵具のべた塗部分へと垂らしていく。

すると液がするすると水属性で描かれた部分に伸びていった。

そしてポイゴント液が染みた部分から魔力が無効化されていく。

伸びたポイゴント液が垂らした部分に戻ってきたところで無力化も止まった


「これで無力化出来たでしゅか?」

ーハイ。魔法陣ノ効果ハ消エマシタ。後ハ火薬ヲ水二浸セバ危険モ無クナリマスー

「はーい」


無効化した箱の結界を解き箱を水路に落とした。

爆発する気配はない。完全に無効化出来たようだ


「さてもうひとつ処理して、メリンダさんをおっかけないとね」


同じようにもうひと箱を処理して水路に放り込んだ


「メリンダさんのとこに行かないと…」


その時視界に飛び込んできた触手巻き11体……


「あーっと……」


ひとまずここに放置して……メリンダさんのとこに行こう。

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