表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
283/321

簀巻き大行列が行く

 ひたすら11体に浮遊魔法をかけて、一本で引っ張っていけるように意外と融通が利く触手をそれぞれつなぎ合わせていく。

 爆発物はここでは解除出来ないので、結界魔法を施して黒マントのリーダーの上に乗せた。


「よし!じゃあこれをギルドまでつれていきますか…」


いや…これを連れて街中を歩くのは…色々不味い…。


ーコノママ水路ヲ辿ッテギルドマデ行キマショウ。ギルドニハ緊急時ノ為二地下水路ヘノ入口ガアッタハズデスー

「さすがリフィ!じゃあすぐ行こう!」


…スケーターを魔導鞄から取り出して……ほんとはしたくないけど、触手を腰に巻き付ける


ー地下水路ノ地図ヲ表示シテ下サイ。ギルドノ位置ヲマーキングシマスー

「了解!ほんと便利な魔道具だな」


準備が整ったので後はギルドに向かうだけだ。

一応何があるかわからないので、姿は5歳に戻しておく


「よしっ!出発でしゅ!!」





スケーターの出力を上げても、11個も荷物を積んだ状態なので浮遊魔法をいくらかけていても、いつものようなスピードは出ない。



時間が限られているからか…半分ぐらい捨ててやろうか。なんて思考が頭をよぎる。



ギルドに着くのに10分はかかる。

そこからマスターに説明して…爆発物を探して処理して……時間ギリギリだな。


そして丁度10分ぐらいでギルドの下についたのだが……見覚えのある黒い箱……


「わぉ…ここも爆発予定だったんでしゅね」


一個探す手間が省けた……という事は町の主要部分に設置してる可能性が高いな。


先ほどと同じように黒い箱に結界魔法をかけて、またリーダーの上に乗せる。

結界を施してるとはいえ、もしも爆発すればリーダーへの衝撃はすさまじいだろう…自業自得である


11体の触手巻きはこのまま水路に置いとくとして…



さて…ギルドへの扉が開かないんですけど…どうしたらいいですかね?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ