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静かな場所

まさか覚えた回復魔法を一番最初に使うのが自分自身だなんて思わんよ・・・普通

いや・・・すごかったよ・・・まじでちょっ早で意識何度も飛びかけたもんね・・・また昏睡状態になるとこだった・・・しかも空の上で・・・


「リフィ・・・そろそろ着くんでないでしゅか?」


リフィほど正確な場所の把握は出来なくても、何となくマーチンjrが近くに居る事はわかる。


ーエェ、ソロソロ高度ヲ下ゲテ飛行シタ方ガ良サソウデスー


あぁ・・・地上が懐かしい


「それにしても・・・こんだけ近づいても呪の気配が薄いでしゅね・・・」


マーチンjrが近づくという事は呪を受けた卵が側にあるはずで、気配が感じられるはずなんだけどな


ーコレハ・・・ー


「リフィ?」


ーマーチンjrト合流ヲ急ギマショウー


リフィが何かを感じたみたいだけど、確信を持てる内容じゃないのか報告してくる気配が無いので、言われた通りマーチンjrとの合流を急いだ


海のような大きな湖を通りすぎ、目視でも砂漠が確認出来る砂漠の入り口のような場所で、異様な風景を目にする事になる


亀が一部を取り囲むフォーメーションを組み、その上空にも3層ぐらいで亀が浮いている・・・何とも表現しづらい絵面の一角があった・・・


「・・・確実にあれでしゅ」

ーデスネー


わかりやすいが・・・絵面が悪すぎる。亀の怪しい儀式の最中にしか見えん


『主!!ここだ!!!』


マーチンjrから通信が入るも・・・まさにその儀式のど真ん中部分からで・・・行きたくねぇ・・・がレン君の為そんな事も言ってられない


覚悟を決めて亀の儀式に飛び込む


亀が取り囲むそこは、不思議な空間だった・・・



マーチンjrの側で光る膜に覆われたドーム状の場所があり、その中では1本の枝が砂地に刺さって立っており、その両サイドに黒い模様が描かれた卵と、眠るレン君がいたのだった

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