ナナ水になりかける
うん…助けてくれるモノがない
もうすでに直立状態で水は肩まで…ハブ酒ならぬナナ水…笑えない
ラナ…水瓶でうっかり溺死しちゃうお兄ちゃんを許しておくれ
あぁ…もう口が塞がれる…
「ごぽわぁぁぁぁぁ!(死んでたまるかぁぁぁぁぁぁ!)」
膝を折り、思い切り一度沈み込んで上に飛び上がる。
水の抵抗はあったものの思った以上に飛べる
伸ばした手が上手く水瓶の淵を掴め、浮力の助けもあって体を持ち上げる事が出来た
「ぷはぁぁぁぁぁ!!死ぬかと思った」
ー水瓶ハクリーン魔法ガカカッテオリ自動デ異物ヲ排除スルノデ死ニマセンヨ?ー
「...え?」
深く聞こうと思った瞬間、前世のジェットコースターのような浮遊感と暗転が一緒にやってきた
「何なのぉぉぉぉ!?」
「.....ぉ」
視界が開けたと思ったら、よくわからない槽の底に座っていて...さっき見た精霊の色違いのやつが4匹ほど隅の方で『ぷぎぷぎ』鳴いていた。
...ここ何?
ー廃棄場デス。ドウヤラ水瓶ニゴミト認識サレタヨウデスー
「...ゴミ」
うん...深く考えるのはやめとこう
溺れてナナ水にならなくてラッキーぐらいに思っとこう
...泣いてないやぃ...水瓶の水がしょっぱいなぁ〜
書いたのが消えた〜(号泣)ので投稿遅れました(土下座)




