傾国の美魔女…
立っているだけで周りを圧倒する美人が存在する。
今それを正しく体感してる…。
「だからよぉ〜ちぃ〜と仕事が立て込んでたんだよ」
メリンダが目を見張る美少女なのも納得…だけど目の前の美女を見ると…メリンダは迫力が緩和されてる分確かにおっさんの遺伝子がどっかに組み込まれてるんだろう
「あなたはいつもそうやって・・・ガレアスと飲み明かしたと聞きましたけど?」
「いやっそれはだなっ!!あいつが武器をぶっ壊しやがったからちょっと説教をだな…」
「私との約束を反故にして、一晩中飲みあかす事が必要だったのです?」
「いや…その…だな」
おっさん…明らかに分が悪い。
負け戦だ…言い訳より即謝罪の方がこういう時は拗れないぞ。
「・・・しかも子供まで連れて帰ってくるなんて」
「ん?」
いや…すごい盛大に巻き込まれ事故な気がする。
「待てっナナは…」
「名前など知りたくありませんわっ!!!私という者がありながら…いくら私が子供が出来にくい体質とはいえ堂々と他所につくった子供を連れてくるなんて…」
「ごっごっ誤解でしゅ!!!」という僕の言葉とスキンヘッドが崩れ落ちたのは同時だった
「あーナナ君、気にしないでいいのよ。戻ってきた時の恒例行事みたいなもんだから」
「恒例行事?」
…これが??
「とにかく家に戻ってきてほしい母さんがありとあらゆる事に難癖をつけて外周に戻るのを阻止するためのお決まりなわけ」
「へ・・・へぇ」
「父さんもさ、もっと上手くやればいいのに…すぐ冒険者との約束優先しちゃうから」
完全にSiriに敷かれてるパターンだな。
ロックスウェル家は女性陣が強い。
インプット完了。
ついったーやってます
@poko_taneda




