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お礼は大事!

昨日と同じ...多めの一回更新となります

「ありゃ?どこいった?」


丁度店から声が聞こえてきてスキンヘッドのおじさんが帰ってきたのがわかる


「父さーん。奥にいるわっ!!」


お姉さんが店に向かって呼びかけると、すぐおじさんの姿が見えた


「おぉ、ここにいたのか?ん?そりゃ・・・メリンダの認識阻害マントか?」

「そうよ、さっきのお詫びにね」

「そりゃいい。トラブルは起きねぇに越したことはねぇからな」


しかし・・・このマントは着てる感触といい、高級品な感じがしてならない


「あの・・・僕お金払いましゅ」

「ん?あーいいのよ。さっきも言ったでしょお詫びだって」

「でも・・・これ高いでしゅよね?」

「小僧!いいんだよっ受け取っとけ、それぐれぇで傾くような商売してねぇからよ」


そう言われても・・・正直さっき程度の事でぽんっと高級品を貰うなんてすごく居た堪れない…


ーナラバ持ッテキタ素材ヲココデ売ルノガ良イト思イマスヨー


素材・・・そういえば、小型獣人の皆んなが日用品買うのにお金がいるだろうって・・・まず素材売れって色々持たせてくれたな


「あの・・・それなら、素材買い取ってもらえましゅか?」

「素材?」

「家の者が換金してお金にしなさいって色々持たせてくれたんでしゅ・・ギルドで売る予定だったんでしゅが・・・もしおじさん達が必要な物があったら・・・先にここで買って下しゃい」


中間業者を通さない方がおじさん達も安く手に入れられるだろう・・・まぁいる物があればの話なんだけど・・・


「素材なんてどこに・・・」

「あ、これ魔導鞄なんでしゅ」

「え!?いたぁいっ!!!」


お姉さんの目がキランと光った途端、スキンヘッドおじさんのゲンコツがお姉さんの頭にヒットした。


「同じ事繰り返してんじゃねぇ」

「わかってるわよぅ・・・」


少し涙目になりながら頭を押さえてる美少女・・・残念すぎる


「じゃあ・・・この机にでも出してみてくれるか?適正価格で買い取らせてもらうぜ」

「あぃ!」


えっと・・・魔導装備関係なら・・・キリングホースのタテガミとか、キラーハウンドの皮、そういえばマーチンjrの甲羅の脱皮とか・・・売れんのかな?あとは・・・


「まてっ!!!まて!!!まて!!!」


なぜか慌てるスキンヘッドおじさんとお姉さん・・・


「・・・少なくともA級・・・下手したらS級素材じゃねぇか」

「・・・しかもどれも状態が凄まじくいいわよ」


・・・これはまたやってしまった案件なのかもしれない。

ついったーやってます

@poko_taneda

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