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迷子になる人はこういう人

マーチンjrとは森から出る前に別れたのだけど、すぐに森を抜けれたので迷う事は無かった。


「えっと・・・」


今僕は非常に困っている。

マーチンjrからは小さいながら街を目視出来る距離で別れたのだけど・・・


森から抜けても街の気配が一向に無い。

小さいながらも目視出来ていたはずの街も一切見当たらない。


「あれ?おかしいでしゅ・・・」


・・・そりゃそうだ。

マーチンjrが飛んでいたのは上空200mぐらい・・・今の僕の高さ30cm・・・見える範囲もそりゃ違う。


・・・とにかく多分進めば街道っぽい物にはあたるんじゃないかなって思うので


『・・・ナナ様、もしかして』

「違うよっ!違う!!」


断じて迷子なんかじゃないぞ!


『・・・まだ何も言ってないでしゅよ』


ー確実ニ迷子デスネー


・・・ち、違う。

すぐ街が出てくるはず・・・


『浮遊ロッドの赤ボタンを2回連続で押してみるでしゅ』


・・・やっぱり新機能が搭載されてる。

だが・・・背に腹は変えられない。


レン君に言われた通り赤ボタンをダブルクリックぐらいのスピードで押してみる


すると浮遊ロッドの真ん中ぐらいから2本のロッドの間に何かが照射され、そこに地図が映し出された


「わわ、ナビでしゅ!!」

『・・・ナビ?ナビかどうかはしりましぇんが、この辺りの地図を搭載しといたでしゅ。ちなみに板の足の間に方位メモリがついてましゅので、それを基準に街に向かってくだしゃい」


レン君神かよっ!!

なんで?もしかして僕が迷子になる事想定してた!?


『・・・旅するのに、これぐらいの準備は当たり前でしゅよ。普通は紙媒体で地図を持つんでしゅが、こういう地図の魔法陣は各地で普通に売ってましゅよ』


・・・あれ?そうなの?

特にそんな特殊搭載じゃなかったんだ・・・


だめだ・・・前世で便利な物に慣れすぎてて、事前準備とかの概念がすっぱ抜けてる・・・


『・・・どうやって街に行くつもりだったんでしゅか』

「えーっと・・・」


呆れた声で返されても何も言えない。

というか何も考えてなかった・・・いや、5歳児的には普通じゃない?


ー普通ノ5歳児ダト思ッテルンデスカ!?ー


リフィが頭の中で驚いた声で言う事にも反論できませんが・・・



まぁ・・・何とかなったし、結果オーライって事で!



ついったーやってます

@poko_taneda

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