表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
185/321

戦闘とは・・・

体感30分ぐらい飛行したところで前方に黒い影が見えた。


「!?」

『あれは・・・ダークフライガオールでしゅね』

「だ?」

『つまり魔物でしゅ』


え・・・それってつまりこっちに対して敵意を持ってるとか・・・


ー敵意シカ持ッテナイト思イマスー


ですよね〜っ!!!


「え?ど、どうしたらいいでしゅ?」


軽いパニックに陥る。こっちにはラナがいる・・・絶対に傷を負うわけにはいかない・・・


「マーチンjr!か、回避は出来ないでしゅか?」

『何故回避する?力量も測れず向かってくる雑魚に逃げるなんて許さんぞ』


なんで鼻息荒いの?やる気?やる気なの??


『向こうにもうターゲッティングされてるんで、無理でしゅよ』

「わぁ〜ど、どうしよう!!」


ラナは状況がわかってるのかなんなのか、背後でキャキャと喜んでる


『・・・全くつまらん相手だ。レンよ、あれの素材は必要か?』

『ダークフライガオールでしゅか・・・羽根が売れるでしゅけど・・・家から持ってきた素材だけで充分でしゅよ』

『わかった』


ん?

なんか僕を通り越して会話が完結していく


「えっと・・・どういう・・・」

『ナナ様はしっかりロッドを握っておいてくだしゃい』


そう言いながらレン君が頭から降りてきて背中のラナと僕の間に潜っていく。

とりあえず言われたとおりしっかりとロッドを握ったけれど・・・


『ナナ、準備はいいか?』


なんの準備か全然わかんないけど、こうしてる間にも黒い点だった物が今では姿が目視で確認出来る。

どうも大きなトンボのような魔物みたいだけど・・・


「また虫・・・」

『全く虫は知能が低すぎて面倒だ・・・』


マーチンjrはそう言うと大きく口を開ける


「な、なに・・・!?」

『水精霊、結界を強めるでしゅ』


了解したというように、さっきまで聞こえていた風と音が消え去る。

そしてその瞬間、世界に広がる眩い光とマーチンjrの咆哮。


『カァァァァァァァ!!!!!!!』




1.2秒続いた光とその咆哮の後に、視界に存在していたダークフライガオールはもう居なかった


マーチンjrは・・・とんでもない亀かもしれない。

ついったーやってます

@poko_taneda

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ