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魔導具を作ろう!その7

『マーチンjrからの伝言は一つ』


別にドキドキする事じゃないんだけど、ちょっと否定されちゃったらどうしようとかってドキドキするな・・・


『【かっこよでよろ!】だそうでしゅ』

「・・・」


ん?


「いや・・・他に甲羅を傷つけないでくれとか・・・首に食い込むなとか・・・ないの?」

『カッコよくしてくれ!!だけでしゅ。何なら他のグラートニアタートルに早速マウント取ってたでしゅよ【俺契約者からめちゃかっこよな装備品貰っちゃうんだけどぉ】みたいな感じでしゅ』


・・・ギャル男?亀世界ってギャルなの?

え?まさか・・・*バスキングの意味ってガングロ?黒光りしてる甲羅かっけぇ的な??


『・・・マーチンjrがちょっと変なだけでしゅよ』


どうやら声に出てたようでレン君が鋭く突っ込んでくる。

確かにマーチンjrは変だ・・・初めからすごく変だった。


「・・・まぁ本人の希望は最大限聞くとして」

『・・・まぁはい。ナナ様が求めていた事もほぼ出来ると思うでしゅ』

「魔法陣を僕が描くんでしゅよね?」


今まではレン君が描いてくれた魔法陣に僕が魔力を注入する形をとっていたけど、今回はそうはいかないので魔法陣を描く練習からしなくちゃいけない。


・・・ただ僕はクレヨンを卒業したんだ!

父さんの机で手に入れたペンも手に入れた!自信しかない。


『・・・一応下書きはしてきたので・・・この通りに写して貰えれば・・・』


といってレン君から差し出された紙が・・・


「えっと・・・」


1辺が5cmほどしかない正方形の紙にびっしりと魔法陣が描かれている。


「・・・」

『これを正確に素材の湾曲に描くんでしゅ』


あれれ?自信がダッシュでいなくなってた・・・


「が、頑張りましゅ・・・」


一に努力、二に努力だ・・・

*バスキングとは、爬虫類が体温調節や赤外線を浴びるために行う日光浴の事を指します。


ついったーやってます

@poko_taneda

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