魔導具を作ろう!その5
だいぶ体調が戻りました。明日からは子供が夏休みなのでこのまま不規則更新が続くと思います。2回更新は出来る限り確保します
そこからのレン君はすごかった・・・まじで怖いぐらいに小さい体がブレて見えるぐらいに動きが早かった。
自分用の枝以外を色々チェックすると、自分の3倍はあるそれをひょいっと抱え上げた。もちろん自分用の枝も忘れずに持っている。そして
『枝の下処理してくるでしゅ』
と言うと同時に居なくなってた。
裏手からバタンと扉の音が聞こえたので・・・多分キッチンにある裏口から出てったんだろうと思う
『あのネズミ凄い。ご神木の木・・・そんな容易い木じゃないのに・・・』
「ネズミじゃなくて、レン君だからね!」
『・・・ネズミ、名前、レン』
さて、レン君が枝の処理をしてくれるんだったらその間に僕は何をすればいいんだろう?
ー今回ハレン君ニ描イテ貰ウワケニハイカナイノデ、魔法陣ヲ描ク用意ヲシテオクノハドウデスカ?ー
「あ、そっか・・・下処理も僕がした方が良かったのかな?」
ー下処理ニ魔力要素ハ特ニ関係アリマセンカラ、ドチラカトイウト樹皮ヲ剥イタリ形を成形シタリノ作業デスノデ任セテオケバイイト思イマス。キット剥イタ樹皮モ彼ハ喜ンデ何カニ使ウデショウカラ・・・ー
・・・その樹皮が何に使われるかは触れません。
「じゃあ、父さんの部屋からペンとかインク持ってきましゅ。精霊はどうしましゅ?帰るでしゅか?」
『・・・これ食べる』
その手には大皿に入れてたクッキーとお茶のおかわりが確保されてる
「・・・いつのまに」
すでにこちらに興味が無いのか、ひたすらリスのようにクッキーを食べる美少女。
そう・・・ご神木シスターズはタイプは違えど皆、極上美少女なのだ・・・なのに全くもってトキメかないのは中身が総じて残念だからに違いない。
それにしてもスライムから美少女まで・・・精霊って何だ?と思わなくもないが・・・そういうもんなんだと思ってた方が平和だろう。
「じゃあ僕ちょっと父さんの書斎に行ってくるから、ラナの部屋とかラナの睡眠とか、ラナに近づいたらダメだからね!!!」
『うぃ』
これだけクギを刺しとけば大丈夫だろう。
トントンと2階に上がり、書斎の扉を開ける。
・・・そこにはプルプルと震えながら肩掛け鞄を持った朱果の分離体が待っていた。
ついったーやってます
@poko_taneda




