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おもちゃは組み立て肝心!

まず庭でする事は自分が乗れるサイズのしっかりした板を探す事だった。

大きすぎても扱いづらくなるし、小さすぎるとロッドがつけれない…と以外と見つけるのが難しかった。

最終的にはレン君にお願いして、前世のスノーボードぐらいの大きさの板を作って貰った


「レン君しゅごいでしゅよ!安定感ばっちりでしゅ!」


ロッドを設置する前に作ってくれた板を地面に置いてただ乗って遊ぶ・・・楽しい。


『何を買ったんでしゅか?』

「浮遊ロッド!」


板を横に置いてロッドを設置すると横乗りという安定重視な乗り方になり、縦乗りで、ロッドを先端につけるとスノーバイクのようなスピードがかなり出る乗り方になるらしい。


・・・僕は危険な事は避けるタイプなので、もちろん横乗りですけどね。


まず、板を地面において・・・次に不思議な形で折り曲げられたロッドを伸ばし、きちんと伸ばすとカチッと何かがはまった音がするのでわかりやすい。

・・・ロッドの形は何とも形容し難い、先端が直角に折れ曲がっているのでその部分を用意した板に引っ掛ける形で止めると取説には書いてある。

ちなみに止めるような付属の器具は無い。


「えぇ・・・これ釘とかネジとかついてなくて大丈夫でしゅか?」

『ロッドと板の設置面にスライムガムがついてるでしゅよ』

「・・・スライムガム?」

『スライムの素材を変化させた物で、つまりは接着剤でしゅよ』


接着剤ねぇ・・・ということは


「え?一度つけたら離れないんでしゅか?」

『それはそうでしょう、接着剤でしゅし』


えーーー・・・そんなのカタログに書いてたっけなぁ・・・

詳しいとこまで読んでなかったや・・・細部まで読まずに買ってしまう、通販あるあるしてしまった。

これではマーチンjrには使えない。

マーチンjrの甲羅からずっとロッドが出てるとか可哀想すぎるしね・・・


『ガムがきちんと接着出来る事でその接着部分に浮遊魔法陣が発動されるようになってるでしゅよ』

「別にマーチンjrに使うのに浮遊魔法はいらないんでしゅ・・・」


ちょっとがっかりだけど・・・とりあえずこれを使ってみよう


ロッドを横乗りで設置した後、そのロッドを持ちながら板に乗る。


「で、どうやるんでしたっけ?」

『ロッドの先端についてる赤いボタンを押すと魔法陣が起動すると書いてましゅよ』


僕が板に乗ってるので、代わりに取説をレン君が読んでくれる。

赤いボタンというと・・・この右手のボタンでしゅかね?ちなみに左手は青いボタン、こっちが停止かな?


「よぅし!じゃあやってみるでしゅよぉぉぉ!!」


勢いよく赤いボタンを押してみた!


ついったーやってます

@poko_taneda

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