アイテム管理の優先順位
すみません(汗
昨日に引き続きお嬢ちゃまの具合が回復せず...なので明日の朝更新はお昼までに出来たらします!という感じになります
「購入ってどうすればいいんでしゅかね?」
ーコノ部屋ニ設置サレテイル魔法陣ニ、購入物ニ丸ヲツケタカタログヲノセテ魔力ヲ込メレバ購入出来マス。購入物ノページヲ開イタ状態デ転送スレバ向コウノ用意モ早イデショウー
「え?それだけ?」
ー商品ト一緒ニマタ最新ノカタログガ届キマス。シバラク購入シナイ場合ハカタログダケガ送ラレテクル仕様デスー
え?本人確認とかいらないんだ・・・
ーソモソモ転送魔法陣ガ対ノ物ナノデ、商会デキチント顧客管理サレテイマス。デスノデワザワザ確認ノ必要ガ無インデスー
「ふぅーん」
「で、魔法陣はどこでしゅか?」
ー本棚ノ一番奥ニアリマスー
一番最初に開けた引き出しから鉛筆を取り出して、浮遊ロッドというアイテムに丸をつける。
・・・全くもってセキュリティがザルな気がしてならないが、この世界ではそういう物なのだろう。
「えーっと・・・本棚の奥でしゅね」
カタログを持って本棚の間を抜けると、また棚があったがそこには本では無く数多くの魔導具が整頓されて置かれていた。
「わわっ!しゅごい・・・」
見た目だけではどのような仕様の物なのかわからないが、どの魔導具も前世のゲームのオートマチックというか…デザインがいい。
こういうところが父さんは自分の前世と同じ世界に生きた人なんだなぁと感じさせるところだ。
「かっこいいでしゅね・・・」
ー魔導具ノ棚ハ鍵ガカカッテイルノデ手ニ取レマセンー
触れるのかと期待したのだが…父さんの性格上【鍵がかかっている=触るな危険】だ。
「… 魔法陣はいいんでしゅか?」
ー魔法陣ハソノ辺ノ引出シニ・・ー
とりあえずリフィが言うままにその辺の引出しを片っ端から開けてったら、引出しにも結構な数の魔導具が放り込まれていた。
「...これも魔道具でしゅかね?」
ーコレラハ魔法陣ガ刻マレテイナイノデ魔道具デハアリマセンネー
「...おぉ!?これルービックキューブでしゅよ!」
手に取ったそれは27個の正方形が集まった前世懐かしのおもちゃだ...ただ、僕は資料無しに6面合わせれた事がないので...動かさないけどね!
他にもけん玉とか、コマとか前世の自分でも懐かしいと思うようなおもちゃがいっぱい出てくる。
そういや...じぃちゃん家にこんなのいっぱいあったな...
自分が上手く出来ない遊びを弟が器用にやっていたのを思い出した。
「...懐かしぃなぁ」
本来5歳児の言葉ではないが、今だけ前世に浸らせてもらおう。
そして最後に開けた引出しに見つけた魔法陣の台座。
うん。鍵なんかかかって無かったよ?
何なら一番端の棚の一番下の引出しっていう...父さんの優先度からしたら下の下の位置にありましたけど?
何なら前世のおもちゃよりも格下...確か魔法陣も結構レアなアイテムじゃ無かったでしたっけ?
凄く管理に雑さを感じます
ついったーやってます
@poko_taneda




