頼み事
もしかしたら今日の夜と明日の朝はお休みするかもしれません(>人<;)
サンドイッチを頬張りながら…そういえば、これは昨日の話をするには丁度いいメンバーが集まってるのではないか?と…
「ご飯食べながらでいいんで聞いて下しゃい」
みんなが頭上に「?」を浮かべながらこちらを見てくれる。
いや精霊達よ、君達の為の話だからさ…なんでキョトンとしてんの?
「レン君、柵の結界を竜騎士団の夜営陣とは逆側に広げてほしいんでしゅけど」
「?夜営陣と反対側って事はうちの小屋側でって事でしゅか?」
「でしゅでしゅ。人型の精霊達が住む場所が欲しいというので…」
人型の精霊という言葉を聞いた時に竜騎士団3人の息を呑む音が聞こえたけど、とりあえずスルー。レン君との話を進める。ってか騎士達5人の正体わかってなかったのかよ…
「あ〜なるほどでしゅ…竜騎士からの魔物の解体も終わりましたし、出来ると思いましゅよ」
「じゃあよろしく〜もし木材とかいるようなら、フィールド作った時の端材あるから使って下しゃい」
「はいはい、了解」
はい!結界柵の件は完了。
次はちょっと放心した顔で精霊達を見つめてる3人組だ!
「ニハイルしゃん。君がこの3人の中では責任者でしたっけ?」
「あ、はいっ!!」
いや…相手5歳なんでそんな畏まらなくていいですよ…やりずらいし…
「あの〜」
「夜営テントくれ」と言うのはなかなかいいずらい。もちろんお金なんか持ってないので恵んでもらうしかないのだが…
「この5人が最低限暮らせそうな…テントってないでしゅか?」
「テント…ですか?…精霊が?」
ふむどうやらこの反応は精霊が人間みたいに暮らす事は日常的ではなさそうだ…。
「えーっと・・・まぁ…そうでしゅ」
「テントでしたら今なら竜騎士達もおりませんし、一棟移しても大丈夫かと」
「ほんとでしゅか!?ありがとうごじゃいます!!」
何だかとんとん拍子で話が進んでいっており、僕の後ろで精霊達がハイタッチしている。
そうして結界柵が出来次第お引越しとなったのであった。
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