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鬼(仕様)ごっこ!

「よーいスタート!」という開始一分…すでにフィールドのあちこちから阿鼻叫喚が響きわたる。

フィールド自体はサッカーグラウンド1面ほどの広さなので端から端でも充分声は届く。


まだこのフィールドを見せる前、騎士達は言っていた「ナナ様は武器も魔法も使っていいですよ。俺達は大人なんで魔法も使いませんし素手で参加します」と…えぇもちろん全力でその言葉通りにしましたよ。

リフィさんから伝授された少しでも魔力を使った瞬間、腕輪から「名前+魔法使っちゃいました!」という大音声が流れる仕様の魔道具を腕につけて頂いて参加してもらってます。いやぁあんなに自信ありげに言ってたんだからさぁ〜恥ずかしいよねぇ魔法使っちゃったら。もちろん身体強化の魔法なんかもアウト。

すでにフィールドのあちこちで「魔法使っちゃいました!!」コールが響いてますよ。


大人って言ってたじゃん。


「まだ出動前なんだけどなぁ〜」


僕はスタート地点から一歩も動いてないのにすでに檻に送還されてる騎士達が幾人か…そう実はもう一つ腕輪に仕込んだ機能があって、降参スイッチを押すと自動的にスタート地点の檻に送還される仕組みとなっているのだ。

これは転移系魔法の応用らしいのだが、リフィさんが僕を通じて指示をレイ君に出して腕輪に陣を組み込んでたので僕はいまいち原理はわかっていない。


「もう半分捕まってるでしゅ」


屍の表情で檻に送還されてる騎士達を見ると、とてもジャイアントムカデと戦ってた人達とは思えないんだけど?

あんなでかいモンスターとリアルで戦ってるのに…人とはわからないものである。

フィールドの端まで到着した人がいるのでそろそろ動いてもいいかな?と思う


「さぁーてじゃあ行きましゅよ!」


片手に持っていたパフパフラッパを高らかに掲げ「パフッ!」という音を鳴らすと同時にフィールドの中に突入する。

流石に序盤の方には人がおらず、みんなフィールドの深部に潜んでいるようだ。


…なぜそんな事がわかるのか?

だって魔法使っていいっていったから、魔力感知の魔法をずっと発動させている。

魔力が使えない人はこの部隊にはいないので、つまりみな何らかの魔力の波動が出ている…よって移動してようが隠れていようが全員位置がモロバレ、ナナはその場所に向かって捕まえに走ればいいだけなのである。


「ひとーつ、ふたーつ、みつーやさ○だー♪」


気分良く前世の幼稚園で習った数え歌を歌いながら騎士達を捕縛していく。ちなみにナナがつけている腕輪にも触れた相手を檻に送還する魔法がついている。



ナナがラッパを鳴らして5分。

めでたく騎士達はみんな檻に収監された。


「僕の勝ちでしゅ」


ナナが檻の前で腰に手を当て、胸を張って宣言するのであった

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