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特殊なつもりはないのだけれど…

どうやらメルメルの説明でドランドも納得してくれたようなのだが…いかんせん後ろのお嬢よ!

このお嬢さんが動いてくれん事には色々ややこしいんよ


あぁ…今ほど獣語が必要なところはないよ


「朱果、もうドランドも安全だし…レイ君呼んできてくれるでしゅか?」


朱果がどうしようか悩んでる思念を送ってきてるけど、ここは君が頼りなんだ!!と強く思念を返しとく

朱果が卵の籠をリオナではなく、僕の側に置いてスルスルと裏庭の小型獣人の小屋へ向かってくれた。


あー…誤解は解けてるけど…すっごいドランドがガン見してくるわ〜。

とりあえず我が子…見たいよね


「ちょっと結界内で申し訳ないでしゅが…」


横に置いてあった籠を持ち上げそっとドランドの前に差し出した

ドランドの目から大粒の涙が溢れ落ちる


『吾子…吾子…我が子よ』


うーん。やっぱメディさんに聞いたとおり愛情深い種族なんだなぁ〜


『ドランド…』


ドランドの卵への声に触発されたのか、リオナがドランドへ声をかける。


『リオナ…すまない。お前が大事な時に側にいてやれなかった』


いや…それの原因はリオナだからさ…


『ありがとう…我が子を産んでくれて…ありがとう』

『頑張った…よ』


卵死にかけてたけどなっ!!

くぅぅぅ獣語がしゃべりてぇぇぇぇ!!!


いつのまにか背後から出てドランドの側に居るリオナに…どんな種族でも女は怖いな…と思ったり思わなかったり…


何にせよ、卵に父親が到着してよかった!!


だけど…



遠征先でのイチャラブは…リア充爆発してしまえっ!!!

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