15・叫び
「お嬢様・・・。何か食べなきゃダメです」
次の日の朝、レゼルちゃんは布団から出ようとしない私に優しく話しかける
「お腹すいてない・・・」
ううぅ。優しいレゼルちゃんに冷たく当たるのは辛い
本当にごめんよぅ
「でも昨夜も何も食べてませんし・・・」
コンコン
「失礼します。ヴァイスお嬢様、少し体調を見させてください」
リアムさんが部屋に入ってくると静かにベッド横へ来る
「何も食べてないそうですね」
そう言ってそっと布団をめくり私の頬にてをそっと当てる
パチッと妖艶な瞳と目が合う
中性的な美顔が近くてぽっと顔が熱くなる
今日は最初から目の布をつけてない
きっとレゼルちゃんの記憶を見る為と、私の体調を見る為なんだろう
「目が赤いですね、眠れませんでしたか?」
頬の次におでこ、首へと手が伸びる
「熱はないですね」
布団から顔を出して初めてあった日のように水差しからコップへ水を注ぎ、コップの縁をすっと撫でるリアムさんを見つめる
前と同じようにピンク色に変わった水を差し出される
「・・・毒ですか?」
「ふふふっ。今日はお腹がすいてるのに食べない天ノ弱さんに、栄養と元気の出る毒ですよ」
笑ってしまいそうになりながら座ってコップを受け取り素直に何口か飲む
するとほわっと幸せな気分に包まれる
ビックリしてばっとリアムさんの顔を見る
「元気でましたか?」
うわぁこんな魔法もあるんだ!さっきまで無理やりご飯抜いてたから凄いお腹すいてたのもすっかり落ち着いてるし
魔法って凄い!
「うん!魔法って凄い!」
元々怒ってる振りしてるだけだけど笑わずには居られないほど今とっても幸せな気分だ
「良かったです。本は最後まで読んでいませんね?」
こくこくと頷いて答える
本当は全部昨日のうちに読んでいるけれど
「なので今日はお昼ご飯までアレクシスと2人で読書をもう一度して頂けますか?」
幸せな気持ちで笑顔になる顔に怒りの演技を無理やり貼り付ける
「午後に1人で読むのじゃだめですか?」
「アレクシスは午後、剣の稽古があるのです。謝る機会を与えてあげたいのです」
「わ、かりましたじゃあ8時半ぐらいに来るようお願いします」
時計で今8時なのをみて
むうっと頬を膨らませながら頑張って答える
笑いたいのに怒るのってすごく変な気分だ
「レゼルちゃん、可愛いお洋服は要らない。いつものワンピースがいい」
脱ぎやすくて着やすいやつ
今日はソルと会う日だから
「かしこまりました」
「あと、レゼルちゃん。昨日はごめんなさい」
「いえっすぐ準備しますね」
レゼルちゃんはニコッと笑ってクローゼットの方へ小走りに走っていく
「では、失礼しますね」
リアムさんは椅子から立ち上がりニコニコと優しい笑顔で部屋を出ていった
ふぅ。
ここまでは全部昨日アレクと話し合った通りのシナリオ
わがままお嬢様を演じるのは嫌だったけど
何とか出来てるっぽいから良しとする
わがままお嬢になりきれてない気もするけど
「こちらとこちらならどちらがいいですかね?」
ふりっふり…リボン尽くし…どっちも無し!!
「もっと可愛くない奴!!」
レゼルちゃんの選ぶ洋服に思わずツッコミをいれながらアレクを待った
__________
「では何かございましたらベルでお呼び下さいね」
ガチャン
扉が閉まると鍵も閉まる
足音が部屋から遠ざかるまで待ってアレクの傍に駆け寄る
「すごい荷物だね?」
「うん。だって謝るお詫びの品に紛れて僕が必要なものもあるから」
そう言うとプレゼント包装された箱の中から大きな真っ黒なスフィアをソファーの上にそっとおいた
「抜け出すなら僕の魔力を出すものも必要だし、」
昨日アレクに教えてもらったのだが、この部屋の扉には中にいる人の魔力の色が写る大きな石が埋め込んであるらしく
私は常にいるけど何色にも染ってないらしく、レゼルちゃんがいる時は緑色に光っているらしい
「この部屋から僕が出る為には僕から出る魔力を遮断する物もいるはずだから…これっ」
バサッと抱えて持ってきてた箱から大きな薄灰色のローブを取り出す
「ミラースライムの粘液を塗ったローブと手袋。前の家で僕が作ったものなんだけど、まさか使い道が来るとは思わなかった」
それをサッと羽織って顔が隠れるまでしっかりとフード被ると
アレクが見えなくなった
「うわぁ!凄い!」
こういう魔法魔法したものを見ると普通にテンション上がる!
「でもこれ、魔力を感じる人からするとすぐ場所バレるらしいから実践じゃ使えないってあの人に言われちゃったんだけどね」
アレクの言うあの人はリアムさんだ
フードを下げるとまたアレクの姿が見えるようになる
フードを被らなかったら灰色のローブをまとってるだけに見えるのもなんか魔法道具って感じで凄い!
「でもこういうものを自分で作れるなんてすごいよ!」
「あ、ありがとぅ・・・」
少し耳を赤くして照れるアレク
ぐふぅ。可愛い・・・
頭なでなでしたい・・・
我慢っっ
「服はあるんだよね?」
「すぐ持ってくるね」
私はベッドへ行きたくさんのぬいぐるみ達からどんどん探検道具を出していく
アレク君は後ろから私の手元を覗き込む
「へえ、考えたね。確かにその中なら誰も気付かないな」
「アレクに貰ったリボンも大事だからこの中に隠してるよ」
ほらっ!と笑って見せる
「今日それ持っといて、僕の魔力で黒く染まってるから少し離れるぐらいだったら場所分かるし」
おお!アレクが握って黒く染ったのは魔力でだったのか
なるほど
「あっ着替える前に1回、一緒に瞬間移動出来るか試さなきゃ!そのローブ被ってみて」
ベッドの横で2人で立ったまま
手を繋いでからアレクはフードを深く被るとまた姿は見えなくなる
「出来なかったら今日行かせないからな」
「ええ?!それは困るっ!」
手を繋いでる状態でまずは1人で飛ぼうとしてみる
・・・
うん、ダメだ。何度イメージをしても手を繋いでる状態だと1人では瞬間移動出来ない
誰かに捕まってたら瞬間移動出来ないって事だね
覚えとかなくちゃ
次は2人で出来るかだね
ベッドの上へ2人でぽふっとダイブするイメージをすると
「おおお!凄い!変な感覚!」
無事2人でぽふっとダイブ出来た
「良かったぁ〜」
「じゃあ着替える?」
私は前に眠れなかった時勢い余って作った平民風少年服2のセットをアレクに渡す
「私はトイレで着替えるからちゃちゃっと着替えてね」
私は自分の服や荷物を持ってトイレに飛んだ
__________
「ねえ、なんで木の枝集めてんの?」
「ソルと会う約束しててね」
「え?夢で見たって言ってた獣人?」
2人で準備を整え9時過ぎ、私たちは待ち合わせ場所の近くのリボンまで一緒に来た
私の予備一式だった洋服のせいでアレクの帽子も青い毛がついてたんだけど、ブルーは嫌だとアレクは毛を取った帽子の仕様になり
布の色も『布の魔力を抜けば色はなくなるから』と、薄い赤だった色を一旦白くして、わざわざ灰色に染めたりと自分好みに改造していた
私が作った服だけど、別物のようになった
そして安定の美少年っ
くぅ。可愛いぜっ
「うん。本当はこうやって抜け出して2人で森の中を歩いたり、緑化の実を食べたり、森のこと色々教えて貰ったり・・・私の友達なの」
「そうだったんだ」
「あっこの姿の時は私の名前はヴァンで、男だから!自分の事も僕呼び禁止で、言葉遣いも崩さなきゃだめだよ?」
「じゃあ一応僕もアークにした方がいいもな?いや、俺も、か」
私はソルに会える〜とるんるんでいつものルーティーンの枝を集めてる
そんな私を少し離れたところで不思議そうに見つめるアレク
「じゃあさ、なんにも知らないって言ってたけどソルって奴のこと本当は知ってるんだ?」
「まあ、ソルは自分の事そんなに話さないから凄くって訳じゃないけど。凄く良い子なのは間違いない!体の弱い弟の為に7の神の日になったら親方さんと契約するって言ってたかな」
「・・・。髪の色は燃えるようなレッド、って言ってたよな?」
「ん?うん。魔痕も大きいと思う」
「契約なんかしなくても仕事なんていくらでもあるんじゃないのか?」
その言葉で、私はアレクに振り変える
「えっと、7の神の日まで人として神に認められないってのは合ってる?」
「うん」
「じゃあ仕事もそれまでは出来なくて、契約をしないとお給料も貰えないって」
「それはちょっと違う、かな?契約を交わすのは大体ハッキリした色を持ってない人が、年単位で契約を交わして仕事の保証をしてもらうことの方が多かったはず。そのソルってのは燃えるようなレッドなら契約なんてしなくても仕事はいくらでもあるはずだけど」
「じゃあ、もしかしたらソルは・・・」
「うん。騙されてるかもしれない」
なら今日来たら言お
「ーーーーーっ」
何か
聞こえた気がした
ばっと凄い勢いで振り返り、1つの方向をじっと見つめる
「ど、どうしたんだ?」
アレクは傍に駆け寄ってくる
「何か、聞こえた気が
「ーーーーーけて」
ガシッとアレクの手を掴む
「えっ」
「ごめん!後で説明するから!」
視線とか気にしない
誰に見られたっていい
今すぐ行かなくちゃ
その方向へ
私はイメージしないと瞬間移動出来ない
でも視界に写ってる先へは何も考えずに飛べる
瞬間移動しては視界に飛んだ場所よりも先が写った瞬間、また移動する
風のようなスピードでどんどん飛んでいく
何も考えない
早く、早く行かなくちゃ
「まっ?!ばっか!フードをっ!」
凄い勢いで瞬間移動してる中あたふたとしながらアレクは掴まれてない方の手でどうにかフードを深く被る
遠くに小さな人影が4つ
その傍の木の影に飛ぶ
何十回と瞬間移動を立て続けにしたからか
どっと、身体から何かが抜けていくような感覚がして
少し息が上がる
「おい、ヴァイ「しっ」
アレクの手を離して
急いでアレクの口を両手で塞ぐ
肩で息をしながらそっと4つの人影を覗き込む
3人の少し小太りな男の子達と草陰でよく見えないけど地面に転がるもう1人の足
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ドルゴ・ナルシド
8 ♂ 8.26 yellow
ナルシド商会ナルシド家長男
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ガルド・ナルシド
7 ♂ 7.22 yellow
ナルシド商会ナルシド家次男
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ラロルド・マールバラ
6 ♂ 6.11 red
ナルシド商会所有者であるマールバラ子爵家長男
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あ。ドルゴって1回ソルの口から聞いたことある気がする
大将の息子って言ってたっけ
ドルゴの足元に転がる
人影がどうしても草陰になってて見えない
鑑定さんっお願い誰なのか見せてっ
「ずーっと潰したいと思ってたんだよドブスライムが!」
がっっと地面にころがる身体を蹴飛ばすドルゴ
小さな身体がずざざっとさらに見えない所に行ってしまう
木の影から乗り出そうとすると
グッとアレクに腕を掴まれる
「見つかるぞ」
小声でアレクが話す
鑑定さん、誰だか見せてよ
あの子はソルなの?髪の色だけでもいい
視界に写して確認したい
「領主様がお前の兄貴探し始めたおかげで早く処分出来るんだ。領主様に一緒に感謝しねーとな」
そう言ってゲラゲラと笑う3人
お前の兄貴?
じゃあ・・・あの子は
「おい、ドルゴ。そろそろ戻らねぇと」
少し後ろに下がって見てるラロルドが言う
「そうだな、おいガルド仰向きに寝かせろ。頭潰そうぜ」
ガルドは汚いものを触るようにうぇぇと声を出しながら
身体に力の入らない小さな身体の腕を引っ張り、ドルゴの前へ引きずってきた
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ルナ・・・
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文章が、見えた途端私はアレクの腕を振り払った
「あっ」
許さないっっ
アレクの驚く声も無視して私はガルドの上に瞬間移動した
「わああっ」
ゴッ
と鈍い音と共に膝に痛みが走る
そのまま落下した勢いで顔に膝蹴りすると
私の体重でもガルドは地面に転がる
「いっいまどこから?!」
私は不格好だけど何とか地面に転がる子とドルゴの間に着地すると素早く地面に横たわる子に目を向ける
薄い赤色の髪に砂と泥に混じって真っ赤な血が流れ出る
ソルと同じケモ耳が片方見える
痣と切り傷だらけの細い手足
顔は殴られたんだろう
腫れ上がり血と泥で表情が分からない
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ルナ
5 ♀7.7 red
ソルの妹 ナルシド商会所有物
両親を殺害され、監禁されている
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許せないっ
たった5歳のこんな子供にっ!!
なんて事を!!
ギリィッと歯を食いしばる
口の中に鉄の味が広がる
私と同じ理由でソルは隠してた
女の子だと危ないから
弟だと、そう言ってたんだ
ドルゴヘ視線を戻す
「どけよ!どっから出てきたんだ!そのゴミを渡せ!!」
ゴミじゃない!
ぶわっと身体の中に熱が産まれる
「よく見たらちっせえガキじゃん。ドルゴ早く終わらせろ、ちゃんとそのゴミ処分しねーと父様がうるさいからな」
「にっ兄ちゃん!やっちゃえ!」
さっきまで転がってたガルドも起き上がり頬を両手で抑えながら涙目でドルゴの影に隠れる
ドルゴの濃い黄色の髪が逆立つとバチバチっと音がし始めた
「黒焦げにしてやる!」
私は覆い被さるようにルナちゃんに抱きつくと
後ろからの眩しい光と共にアレクと隠れてた場所に2人で飛んだ
「アレク!大丈夫だよね?ルナちゃん大丈夫だよね?」
そっと頭を地面に寝かせながら小さな声でフードを被ってて見えないアレクに話しかける
あれ?返事がない
アレクどこ?
消えた私たちに混乱中の3人の声が一層うるさくなった
木の影からのぞくと
ドルゴが地面に転がっててガルドが宙に浮いていた
「なっなんなんだよ!」
「おっ俺は知らないからな!」
ドルゴが叫び、宙に浮くガルドを見てラロルドが半べそがきながら走って逃げていく
「にっ兄ちゃん!たすけ
ゴッ
と私が蹴って無い方を殴られたように吹っ飛んでいく
「チッ、チクショウ!なんなんだよ!」
涙目になった片方の頬を腫らしたドルゴは転がるガルドの手を引っ張り2人して泣きながら走って逃げて行った
ポカンと口を開けて見てると
前から声が聞こえた
「その子大丈夫?!」
バサッとフードをめくると少し離れたところでアレクは見えるようになり、心配そうにこっちを覗き込みながら走って来た
「うぅっっゴホッゴホッ」
口から血が咳と共に吐き出される
少しスカッとした気分も飛んで
視線と身体をルナちゃんの傍に戻し、カバンを肩から外し、地面に落としながら綺麗な大きな布を引っ張り出して急いで細長くちぎっていく
ヒュー、ヒューと弱い呼吸音が痛々しい
「ごめんねちょっと痛いよ」
足にあった血が耐えず止まらない切り傷にギュッと止血も兼ねてキツめに布を巻いていく
ううっとルナちゃんは少し唸る
アレクもそばに来て
腕の傷にも巻いてくれる
腕はもしかしたら折れて・・・
左手の指は・・・ボキボキに折られてるようだった
小さく畳んだ布に水筒の水を湿らせ顔を優しく拭いてあげる
耳が・・・
片方ちぎれてる
頭の出血は耳からっぽい
「ごめんねっ抑えるよ」
グッとちからを込めて片手で布を耳に当てながら空いてる手で顔を拭ってあげる
「ゔぅゔぅ」
「ヴァイス!ダメだ!僕達だけじゃどうにも出来ない!口から血も出てる。身体の中もどこか悪いかもしれない!」
ゴホっ
るなちゃんは咳き込む度に血を吐き出す
どうしたらいい?
どうすればいい?
考えなきゃ!
考えられない
助けたい
助けられない?
どうしたらいい?
このままじゃっ
頬を大きな雫が絶え間なく伝って落ちていく
パニックで何も考えられない
「ごほっヴァ・・・ヴァンさ・・・ん?ごほっごほっごほっ」
血が目に入ってなのか腫れていて見えないのか、か細い声で確かに『ヴァン』と私を呼んだ
「そう!ヴァンよ!今助けるっからっ!」
こうなるまで助けに来れなかった
こんなボロボロで今にも死んでしまいそうになるほど血を流して
こんなに傷付く前に助けたかった
心の中でさっきまでるんるんで枝を拾ってた自分を呪う
「ヴァイっあ、ヴァン!飛べ!それしかない!」
ボロボロと涙が溢れ、思考がうまく回らない私にアレクが叫び、私の手を掴む
「3人で!部屋に!飛ぶんだ今すぐ!」
ハッとしてルナちゃんの頭を自分の膝の上に乗せ片手でしっかりと耳を抑えながらアレクと手をがっちり掴み合う
次の瞬間部屋のベッドの横のベルの側へ3人で飛んだ
アレクは帽子とローブをベッドの縁へ投げるとベルをすぐ鳴らす
アレクは駆け出し、ソファの上のスヒィアを持ってベットの布団の中へ滑り込ます
パニックで何も考えられない私と違い、アレクは冷静に大事な物を隠してくれてる
私はただ、涙を零しながら
痛々しい顔から血と泥を拭いてあげることしか出来ない
「後で一緒に怒られるんだからな!」
「っっ。うんっ」
この子が助かるなら怒られるのだって何だってする
「ごほっごほっ」
綺麗だった水色のカーペットにルナちゃんが吐き出す血が染み込んでいく
コンコン
「お嬢様どうかなさい・・・キャァァァア!!」
扉を開けたレゼルちゃんが悲鳴をあげた後、扉を開けたまま駆け寄ってくる
これでリアムさんが飛んできてくれるはず
早く早く早く!!!
るなちゃんを助け
「ヴァンさっ・・・ごほっごほっお兄ちゃっごほっソ・・・ルをっ・・・」
ヒューっヒューっと
弱く息をしながら
レゼルちゃんが応急処置をしようと私からルナちゃんを離そうとした時、ルナちゃんは私の服を右手で弱々しく掴んでいた
私はルナちゃんに顔を近ずけ、声を聞き取ろうとする
「ソルを助けて」
全身に衝撃が走った
目の前のルナちゃんに気を取られすぎてた
ルナちゃんを守ってたソルは?
ソルハドコナノ?
フラっと立ち上がった私に駆け寄るアレク
「ねえどうし「ソルを助けなきゃ…」
声に出した途端、不安が膨らむ
「ソルも助けなきゃっ!!」
「どうしましたか?っっ?!これは!」
リアムさんが開いたままの扉から駆け込んでくる
「それにその格好はなんですか?!」
リアムさんは走りながら目元の布を取ると薄く目を開いているルナちゃんと目を合わせ、ばっっと私達へ手を伸ばす
ぐいっ
アレクに引っ張られ
ベッドに身体が沈み、リアムさんの手が宙を掴む
「飛べっ!!カバンのところ!」
私はアレクに言われるがままアレクの手を掴み返し
地面に置いたままにしてきてた
鞄の側へ2人で瞬間移動した
ちょっとでもいいぢゃん!続き気になる・・・かも!
って思ってもらえるようがんばりまっす!
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